タカハシくんの投信生活

第66回 年金騒動の行方

前回とりあげた「年金問題」は、その後も騒々しさを増しています。相場的に考えると、すでに行き過ぎで、そろそろショート(空売り)の準備をする時期ではないかと思います。もって「あと2カ月」といったところではないでしょうか。

 

最も長続きするシナリオは、韓国の「落選運動」のように、メディアを巻き込み、未納議員へのネガティブ・キャンペーンが繰り広げられて、参議院選挙に突入するというものだと予想しています。

 

ただし、どう考えても、それ以上に発展するテーマだとは思いません。制度の設計を議論するならばともかく、たとえ国会議員であろうとも、個人的な支払いの有無が国を揺るがす一大事であるわけもなく、ましてTVのニュースキャスターのそれなど知ったことではありません。最近は加入義務の有無も、本人の認識の有無も省略し、とにかく「未納」とつけば、ニュースになるという感じで「未納探し」が続いていますが、これなど「○○.com」とつけば儲かるというITバブルの発想と瓜二つ、とても短絡的で、ここまでくると、終わりが近いように思います。きっと年末あたりには、1年間のニュースを振り返るテレビの特番を見ながら、「ああ、そんなことあったなあ……」なんて思うでしょうし、3年後くらいには、「年金未納でCMを降板した女優の名前は?」なんてクイズの問題が出たとしても、「ああ、そんな人いたねえ……名前……何だっけ?」ということになるのではないでしょうか。

 

実はこの年金騒動に限らず、大きなブームの「一生」を観察することは、金融市場の大きな波乱に適切に対処できるようになるために、重要なことだと思っています。具体的には、「ブームのまっただ中で人々はどういった行動をするのか」「それが何をきっかけで収束するのか」「後に振り返るとそれをどう感じるのか」などです。

 

「バブル」や「ブーム」の影響を、投資家がどれだけ大きく受けるのかは、いまさら説明する必要もないでしょう。今後も頭のトレーニングとして、「年金騒動の行方」を興味深く観察していくつもりです。

 

★タカハシくんの5月18日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
49,553円
(−447円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
66,412円
(+16,412円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
73,152円
(+23,152円)
トピックス・インデックス・オープン
46,807円
(6,807円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
10,582円
(+582円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
800,022円
(+22円)

合計 1,046,920円
(+46,920円)

(updated 5/22/04)


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