タカハシくんの投信生活

第68回 長期金利の考え方

長期金利が上昇しています。一時は1%を割る水準でしたが、もうすぐ2%に迫る勢いです。株式や為替というのは、なんとなくその「値段」に実感も沸きますが、金利というのは、よりつかみどころのないものであるように思います。

 

この金利については、私は「お金の値段」といういい方が、一番感覚的にわかりやすいでしょう。つまり、「お金を使えるようになるためにかかるお金」が利息であり、その水準を表すのが金利です。住宅を購入するときの住宅ローンを思い浮かべてみましょう。「手元にお金はないけれども、まとまったお金を使えるようにする」ためにローンを組みます。このとき支払う利息は、まさに「お金を使うためのお金」です。

 

最近は、「金利が上がるのは景気がよいからだ」という意見と「金利が上がると景気に悪影響を与える」という、まったく正反対の意見がエコノミストなどによって述べられています。これは「お金を使う権利」という商品の「オークション」だと考えれば、理解しやすいでしょう。人気のある商品は、その値段が上がっていきますが、一方で、高ければ買うのをやめるという人も増えるということです。こう考えると、両者は決して矛盾しているわけではありません。

 

ただし、問題は残ります。それは、「結局、いくらが妥当なのか」という問題です。上記2つの専門家の意見は、いずれも正論ではあるものの、結局「いくらか妥当なのか」という問いには答えてはくれません。

 

でも、ヒントはあります。たとえばネットオークションで有利に売買するためには、「同じようなものは、今いくらで取引されているのか?」「取引の相手になる人は信用に足るか、取引はきちんと履行されるか?」など、多くの人が考えます。また、プレミアのついた商品については、「ほんとに、それだけの価値があるのだろうか?」と考え直すことも必要です。

 

金利についても、基本は同じ。取引の様子を観察して相手のことを分析、ときには冷静に考えることも必要です。ちなみに、私は、今の「お金オークション」に関して、特に長期金利の指標となっている日本国債については、取引の相手(日本政府)は、支払余力の点からも、誠実性という点からも、信用のおけない相手であると思っています。少なくとも2%の固定金利で、お金を貸したい相手ではありません。私の判断は、「見送り」です。

 

★タカハシくんの6月22日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
47,308円
(−2,692円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
63,803円
(+13,803円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
70,823円
(+20,823円)
トピックス・インデックス・オープン
50,521円
(+10,521円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
11,402円
(+1,402円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
800,028円
(+28円)

合計 1,044,277円
(+44,277円)

(updated 6/28/04)


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