タカハシくんの投信生活

第72回 投資信託のメリット“分散投資”を考える

元々、運用日記のような形式で始めたこのコーナーですが、最近では、自分の運用成績について、あまり取り上げてきませんでした。金利市場は、世界的に利上げの方向で動いているものの、日本株も、為替市場も、一進一退、いわゆる「方向感のない」動きを続けており、当然、それらに投資する私の運用成績のほうも、大きく変動することもなかったため、あまりお話することもなかったのです。特に、日本株については、昨年の春頃から、急ピッチで上げていたのですが、この数カ月はひと休みといったところで、小さく上がったり下がったりを繰り返しています。

 

では、こういった海でいえば「凪」のような状態の時、どういった対処をするのがよいのでしょうか。私は、基本的な態度としては、値段が変わらないことに苛立たない、あせらないことが大事だと思います。値段が動かないことにあせりを感じて、売ったり、買ったりを繰り返せば、売買手数料の分だけ、確実にお金は減っていきます。一般的な投資信託についていえば、短期の値動きから、利益を狙うという目的では、そもそもつくられていません(ブル/ベア型のファンドなどは例外ですが……)。

 

投資信託のメリットのひとつは、多くの投資家から資金を集め、そのまとまったお金で、「分散投資」できることです。しかし、分散すれば、値動きは「集中」させたときよりも小さくなります(それこそが「分散」のメリットです)。そのため確率的に考えても、投資信託で、「値動き」を狙うのは、間違いです。

 

投資信託は、いわば大型客船のようなもの。これに乗って、サーフィンでもするがごとく、良い波を求めて海にこぎだすというのは、おかしな話。また、刺激を求めて、投資額を急に増やすのも危険です。海と同様にいつまでも「凪」が続く保証はありませんから、いつの間にか自力で岸にたどり着けないほど沖に出てしまったというようなことがないようにしなくてはなりません。溺れることなく、難破することなく進んでいけば、潮の流れによって、多少の時間の差はあるとは思いますが、しっかりと目的地に向かって、進んでいけるのではないかと思い、私は投資を続けています。

 

★タカハシくんの8月24日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
47,827円
(−2,173円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
64,723円
(+14,723円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
74,221円
(+24,221円)
トピックス・インデックス・オープン
48,556円
(+8,556円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
10,951円
(+951円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
800,040円
(+40円)

合計 1,046,710円
(+46,710円)

(updated 8/29/04)


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