タカハシくんの投信生活
第79回 「ヘッジファンド型投信」に、過大な期待は禁物
ネタを探すためというわけでもありませんが、投資信託についてのニュースなどは、日ごろからついチェックしてしまいます。その中で最近気になるのが、「ヘッジファンド型の運用」をうたい文句にした投信の発売です。
「ロング・ショート」、「マーケット・ニュートラル」、「イベント・ドリブン」、「グローバル・マクロ」に「ショート・ストラングル」など、日常生活には、絶対に登場しないであろう横文字の数々に、「ヘッジファンド=難解な技術を用いて、莫大なお金を稼ぐ」といった漠然としたイメージが結びつくと、なんだかものすごく儲かるようなイメージになるのかもしれません。
個人的には、興味はありますし、「自分にも理解できる戦略」で、「リーズナブルなコスト」であれば、今後投資することがあるかもしれませんが、一方で、「ヘッジファンド=儲かる」というようなイメージだけで、高い手数料を払って投資をしてしまうと、その結果はあまり芳しくないのではないかと思います。そもそも「ヘッジファンド」とは「器」です。優秀なマネージャーが、すぐれた戦略と精緻なリスク管理のもとで、運用するのであれば、当然良い成果が得られるでしょうが、過大なリスクテイクや戦略の誤りなどがあれば、成果も期待はずれになるのは当然です。手品ではありませんから、無から有を生み出すような魔法があるわけではありません。
よく、「有名店の味」などといった宣伝文句のレトルト食品がよく売られていますが、「ヘッジファンド型投資信託」も似たようなものだろうと思います。レストランで出す味を研究したからといって、コンビニで「有名店の味」を再現することはやはり難しい。そういった商品にも、「おいしい」ものは確かにありますが、それは、自分の舌で味わって、はじめて、「あ、これ、おいしい」となるのだと思います。私達は、コンビニで、「有名店○○の本格パスタ」という商品をみたからといって、「お店に行けばあんなに高いのに、同じものがコンビニ300円でうってる、すごい!」と思っては、その商品を買わないでしょう。
「ヘッジファンド型投信」にも、あまり過大な期待は禁物だと思います。せっかく登場した新しい投資の選択肢を長く続くものにするためにも、「まずは、味見して」というくらいのスタンスがちょうどよいのではないかと思います。
★タカハシくんの12月7日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 45,064円 |
(‐4,936円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 67,304円 |
(+17,304円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 76,597円 |
(+26,597円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 47,617円 |
(+7,617円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 10,754円 |
(+754円) |
| 野村MMF | 392円 |
(+392円) |
| 野村MRF | 600,061円 |
(+61円) |
| DKA物価連動国債ファンド | 199,429円 |
(-571円) |
| 合計 | 1,047,218円 | (+44,925円) |
(updated 12/15/04)
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