タカハシくんの投信生活
第103回 バブル化している?
●株高を実感
職場で、隣に座っているおじさんからも、「株、ずいぶん上がってるね。買おうかなと思っていたんだけどなあ、上がっちゃったなあ」と世間話をふられて、改めて、株価が上がっていることを実感しています。 電車の中吊り広告にも、「この株を買えば×倍になる!」という類のものが、うんと増えました。それで、雑誌が売れて、株価も上がるなら、とりあえず皆ハッピーということになるのでしょう。
●「バブル化」している?
日本経団連の奥田会長が、最近の株式市場について「バブル期のような雰囲気だ」とコメントされたとニュースで伝えられていましたが、そういう見方もできるかもしれません。私も、個別に見て、こちらが投資したいなとおもう価格と実際についている値段が乖離していて、買えないと思うものは増えています。そういう意味では、市場全体が「割高」なレベルになりつつあるのかもしれません。
ただ、大雑把に考えてみて、「日経平均7,000円台」の時の各企業の過小評価ぶりに比べると、最近の「過大評価ぶり」は、ずいぶんとスケールの小さなかわいいものだと思います。あの時は、前にも述べましたが、借り入れもなく、現金・預金が30億円以上あるという毎期黒字の会社に時価総額で25億円なんていう冗談のような値段がついていました。(ちなみに、今は、その会社は、当時の3倍くらいの値段になっています。)それに比べると、現状は、それほど無茶苦茶な値段ではないと思います。
●「バブル」の風景
だいたいバブルの時には、「評価の新機軸」なるものが登場して、「これまでとは違うから、これは、バブルではないのだ!」ということが盛んに喧伝されます。90年代のバブル景気の時は、「土地の値段は上昇を続けるから、その資産価値を評価すれば、今の株価は安すぎる」という謳い文句で、収益からは到底許容できない水準まで株価を押し上げました。
そしてITバブルの時は、「IT革命は産業革命以来の大変革だ」ということで、玉石混交の企業群の全てに、目もくらむような高成長率を想定して、「今後、倍々ゲームで利益が伸びるから5年後、10年後の利益から考えれば、今の株価は割安だ」ということで、やはりびっくりするような株価がつけられていました。
前者は、私が小学生・中学生くらいの話ですから、当時の記憶はあまり鮮明ではありませんが、後者のほうは、私も既に投資をはじめていましたので、よく覚えています。(幸いこれらの企業に投資をすることはありませんでしたが。)
●日本株への投資を継続
それに比べると、現状は、「最悪は脱した」、「デフレはそろそろ解消するのでは」といったレベルの話が多く、バラ色の未来というには、あまりにも、地味でくすんだ印象です。今後、もちろん、株価が下がることはあるかもしれませんが、「バブルだ、大変だ!」と大騒ぎをして株を売らなければいけない状態ではないと私は思います。ということで、好調な成績の日本株ファンドも、今まで通り保有を続けるつもりです。(updated 12/15/05)
タカハシくんの12月8日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 53,670円 |
(+3,670円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 70,108円 |
(+20,108円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 90,531円 |
(+40,531円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 70,019円 |
(+30,019円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 15,875円 |
(+5,875円) |
| 野村MMF | 392円 |
(+392円) |
| 野村MRF | 600,089円 |
(+89円) |
| DKA物価連動国債ファンド(3/10) | 196,693円 |
(-3,307円) |
| 合計 | 1,097,377円 |
(+97,377円) |
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