タカハシくんの投信生活

第81回  地味ながらも安定運用

2005年を迎えました。このコーナーの開始は、2001年の夏からですから、今年で5年目に突入することになりました。

この間、評価額は10%を超えて上下するようなことは一度もなく、年平均1%強のプラスという地味ながら、とにもかくにも安定した結果を残すことはできました。

 

投資に興味はあるけれど、「損をすると怖い」から・・・と二の足を踏んでいる方は、かなり多いと思います。でも、「投資を始めた途端にいきなり大損してしまう」といったことを防ぐのは、さほど難しいことではないと、私は、これまでの経験から考えています。

 

そのために必要なことはただ一つ、「一度に、大金を投じない」ということです。「夏のボーナスで50万円」、「退職金から1000万円」といった金額を、セールスマンに勧められるがままに投資信託を購入したものの、半年、1年後に、半分に減ってしまい、「投資なんて懲り懲りだ」と憤慨して売り急ぎ、結局大きな損をしてしまったというケースは私の周りでも実際にあった話です。

 

営業担当者は、「販売額」に応じて、成績が挙がるケースが一般的ですから、同じ時間をかけて、商品説明やセールス活動をしたのであれば、できるだけ大きな単位で注文を受けたいと思うのは当然です。同じコストであれば、10万円よりも100万円買ってもらうほうが効率的で「おいしい」のです。

 

但し、投資家の側にとっては、それはリスクの高い選択です。同じ50%の損失でも、なけなしの退職金1,000万円で投資して、500万円を失った場合これは今後の生活を揺るがす問題です。一方、日ごろの貯蓄の一部の1万円を投資にまわして、50%損をしてしまった場合、損失は5,000円、たとえば「ちょっと外食を控えて、節約する」などすれば、わりと簡単に穴埋めができる程度の損失なのではないでしょうか。

 

私の運用成績が、地味ながらも、安定的であった理由は、大部分を現金、もしくはリスクの低い商品で運用していたことによります。もちろん、この方法でも、「インフレがやってきて、現金で持つことが不利になったので実質的に資産が目減りしてしまった」とか、「少ししか投資していなかったので、自分が選らんだ商品は値上がりしたのに、思ったよりも儲からなかった」ということは起こりえます。

 

しかし、新しい年を迎えて、投資のはじめの一歩を踏み出そうとするのであれば、ぜひ、「大金を投じない」、「少額でスタートする」という方法をお薦めしたいと思います。|

★タカハシくんの1月4日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
44,890円
(‐5,110円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
67,392円
(+17,392円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
76,782円
(+26,782円)
トピックス・インデックス・オープン
50,214円
(+10,214円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
11,337円
(+1,337円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
600,064円
(+64円)
DKA物価連動国債ファンド(1/5)
199,882円
(-118円)

合計 1,050,953円
(+50,953円)

(updated 1/18/05)

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