タカハシくんの投信生活

第83回   『運を用いる』と書いて『運用』?

投資にあたっては、まず、リスクについて考えましょうというのは、投資の「イロハのイ」として、広く言われていることです。「余裕の資金で」とか「少額から」というのは、そのリスクに対する代表的な対処の仕方です。

 

この「リスクがある」ということは、言い方を変えれば、「運に左右される」ということです。元ファンドマネージャーでもある山崎元さんは、その著書「ファンドマネジメント」の中で、「『運を用いる』と書いて『運用』なのだ」と、ユーモアを含んで述べていましたが、それは、かなりの真実を含んでいると思います。(ちなみに、この本は、資産運用に関し、真面目に理論的考察をしている本で、決して「運用なんて運だ」といっているわけではありません。念の為。)

「運」の定義を考えはじめると、これは、なかなか難しいですが、少なくとも世の中で、自分の意思で完全にコントロールできるものなどごくわずかです。人との出会いも、明日のお天気も、周囲を見回せば、人間は「偶然」に囲まれて生きているといっても過言ではありません。

 

投資についても、自分なりの仮説、戦略をもって臨むことは大切でしょうが、一方で様々な偶然の要素があることを、常に頭に置いておくべきだと思っています。そのことを忘れてしまうと、「『絶対に』安全」、「『必ず』儲かる」といった安易な言葉にひっかかり、結局のところ、安心も利益も得られないということにもなりかねません。

 

こちらも、何かの本で知り、なるほどと思ったフレーズですが、「優秀な戦士の条件は、第一に、戦場で弾に当たらないこと」だそうです。これも、努力さえすればなんとかなるというものではありませんが、確かに、戦士にとっては不可欠な条件です。

 

それが自分に微笑んでくれるかどうかは別として、「運」をある程度認めてあげることは、精神衛生上も好ましいと思います。「神様」ではありませんから、全てを見通すなどということは、そもそも不可能です。妙な肩の力を抜いて、ある種「運を天に任せる」ところがあるくらいがちょうど良いのでしょう。サッカー日本代表・ジーコジャパンの低調な試合内容と強運に恵まれた劇的な(帳尻あわせの?)勝利を目の当たりにして、そんなことを考えていたのでした。

タカハシくんの2月8日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
45,833円
(‐4,167円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
65,267円
(+15,267円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
77,663円
(+27,663円)
トピックス・インデックス・オープン
50,276円
(+10,276円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
11,334円
(+1,334円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
600,066円
(+66円)
DKA物価連動国債ファンド(2/9)
200,071円
(+71円)

合計 1,050,902円
(+50,902円)

(updated 2/16/05)

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