タカハシくんの投信生活

第86回 注目を集める『企業価値』

ここのところ、久しぶりに「株価」の話題がニュースの中心に座っています。とはいえ「ライブドア」、「ニッポン放送」、「フジテレビ」ばかりで、テーマも、「ライブドアVSフジ どちらが勝つか?」だけなので、ちょっと食傷気味ではありますが、でも、「話題にのぼる」という意味では、面白いと思います。

 

「新株予約権」、「ポイズン・ピル」にはじまって、「ホワイトナイト」に「LBO(レバレッジド・バイ・アウト)」と、ちょっと前までは、多くの人にとって聞いたことのないような言葉達が今やメディアを飛び交っています。私は、その中でも、「企業価値」という言葉が、さかんに使われるようになったことが、とても興味深い現象だと思います。

 

たとえば、会社の評価というと、これまでの社会通念では「大きい・小さい」という尺度が真っ先に浮かぶのではないかと思います。「大手企業に就職する」、「中小企業のおやじさん」といった言葉にも表れるように、これまでの会社の評価は、まず、「規模」(売上高、社員数の多さ、会社の建物の立派さ・・・)だったのだと思います。逆に、「うちの会社は高い会社だ」などというのは、聞いたことがありません。

 

一方、その会社の時価評価である「株価」についていえば、「景気がよい、悪い」、「誰かが売った、買った」というような、自分とは関係のない世界で決まるものだという捉え方をされていた部分もあったと思います。

 

ところが、今回の騒動の中で、「企業価値」という言葉が登場することで、企業の値段は、「今、その企業がもっている資産(負債)の額」と「今後稼ぐであろうと見込まれる収益(損失)」で評価するのだという考え方が、広く紹介されることになったと思います。「村上ファンド」は、「ニッポン放送が今もっている資産(フジテレビ株など)に比べて、株価が安い」という理由で、これまで、同社株を大量にもっていたのですし、「ライブドア」と「フジ」は、「ライブドアがニッポン放送を経営したほうが、より高い収益が見込まれる」、「いや、そんなことはない。逆に、収益は低下してしまう。」と主張して対立しています。

 

それぞれの言い分の根拠についての評価には、いろいろと議論はあると思うのですが、「今もっている資産」と「今後稼ぐであろうと見込まれる収益」から、企業を評価する、そして、「安い」と思われるものに投資するというのは、今回の騒動の中で、だれもが得ることができる、とても有用な考え方ではないかと思います。

タカハシくんの3月23日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
46,067円
(‐3,933円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
67,572円
(+17,572円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
79,917円
(+29,917円)
トピックス・インデックス・オープン
52,288円
(+12,288円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
11,782円
(+1,782円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
600,068円
(+68円)
DKA物価連動国債ファンド(3/10)
199,844円
(-156円)

合計 1,057,930円
(+57,930円)

(updated 3/31/05)

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