タカハシくんの投信生活
第91回 強いメッセージを感じるファンド
●世界的企業の礎となった「設立趣意書」
前回、それぞれの投資信託を設定するにあたっては、「設立趣意」をしっかりと掲げてほしいということを書きました。「設立趣意」といえば、ソニーの創業者である井深大が記した東京通信工業(ソニーの前身)の設立趣意書が大変有名です。
「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由豁達にして愉快な理想工場の建設」
という一説は、どこかで聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。(全文は、ソニーのホームページで読むことができます。)そして、その後ソニーは、世界的なメーカー、ブランドとして成長を遂げました。もちろん、「設立趣意」によってのみ、ソニーが成長したわけではありませんが、「ソニーの遺伝子」といわれる先進性は、設立趣意が今に受け継がれたものといえると思います。
●強いメッセージを持つ「さわかみファンド」
そんな中で、設立する側の強いメッセージを感じるファンドがあります。それが「さわかみファンド」です。ファンドの名前にも冠せられている沢上篤人さんが社長を勤める独立系の運用会社「さわかみ投信」が運用するファンドで、そのモットーは、「サラリーマン家庭の資産運用のお手伝い」、そして、「短期の値動きにとらわれない本格的長期投資」というものです。
「長期投資」が目標ということですから、設立6年目の現時点では、運用成績について、特に論じませんが、(ちなみに、評価機関の成績評価は概ね良好なようです。)注目すべきは、集めた金額です。その額は、6年目を迎えた現在、1000億円近くにものぼり、その投資家の多くが個人で、しかも、毎月1〜数万円ずつ積立で購入する方が多数だということです。
●会社とファンドの共通点
会社も、ファンドも、「多くの人が集まることで、一人ではなしえない成果を目指す」という点が共通であると思います。そして、その成果をあげるためには、「達成すべき成果」や「とるべき手段」について、メンバーに対して、しっかりと伝えることが重要なのだと思うのです。私が、「投資信託に設立趣意を!」と述べたのは、そんな理由からなのでした。
タカハシくんの6月7日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 47,041円 |
(-2,959円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 64,171円 |
(+14,171円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 79,924円 |
(+29,924円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 49,849円 |
(+9,849円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 11,245円 |
(+1,245円) |
| 野村MMF | 392円 |
(+392円) |
| 野村MRF | 600,070円 |
(+70円) |
| DKA物価連動国債ファンド(3/10) | 200,742円 |
(+742円) |
| 合計 | 1,053,440円 | (+53,440円) |
(updated 06/14/05)
●タカハシくんの投信生活の最新号は投信資料館のメールマガジンでお読み頂けます。
●メールマガジンへの登録はこちらをご利用下さい

