タカハシくんの投信生活

第98回 私の考える投資信託の長所 (後編)

投資信託の長所を考えるということで、前回は、「少額からの投資ができる。」「個人では投資が難しいものにも投資ができる。」という2つを取り上げました。これらは、教科書的にも、広く言われていることだと思います。一方、同じ教科書的な長所の中でも、「プロが運用してくれる」ということには、私はあまりメリットを感じません。

 

●「プロが運用」は、メリット?
「プロ」=「運用が上手」であればよいでしょうが、なかなかそうはいきません。これは、「運用を職業としているか否か」には、あまり関係がありません。また、「プロ」には、多くの人のお金を預かって運用するという責任があるために、一般の投資家よりも、守らなければならない法令やルールが多かったり、ビジネスとして、運用をしているので、常に外からの評価を気にしなければいけなかったりと、必ずしも投資にとってよい環境があるというわけではありません。したがって、「プロが運用する」は、投資家のメリットに直結しないと思います。

 

●「腰を据えた投資がしやすい」

私が考える、もうひとつの投資信託のメリットは、「腰を据えた長期投資がしやすい。」というものです。まず、投資信託は、例えば、株式ファンドの場合、いくつかの銘柄に分散して投資するので、値動きは、個別投資よりも、緩やかになる傾向があります。一方、購入時に、1〜3%の手数料が掛かるのが一般的ですので、「短期売買」は、損をする可能性大です。そのため、投資信託に対しては、自然と長期で投資をするようになります。

 

●「短期売買」は、「徒労」が多い。

実は、これを長所としたのには、理由があります。最近、私の周囲で、投資を始めたという人の話を聞くと、「デイトレード」に憧れをもっていて、日々株の売買を繰り返している・・・というケースが少なくありません。ハイ&ローのゲームとして楽しむのであれば、よいかもしれませんが、これで、利益を挙げられると考えるのは、楽観的過ぎると思います。この場合、安定的に利益が得られるのは、手数料を払ってもらえる「証券会社」だけでしょう。それに比べると、「投資信託」は、「デイトレード」などをしたら、手数料だけで、お金がどんどん減ってしまいますから、自然と、長期での運用が実現できます。

 

投資では、「成功」をおさめることよりも、「大失敗」しないことが大事だと言われます。そこで、短期的な熱狂に踊らされずに、投資信託で、腰を据えた長期投資ができるようになることは、投資家にとって、大きなメリットになると思うのです。

 

タカハシくんの9月22日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
49,463円
(‐537円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
66,567円
(+16,567円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
84,718円
(+34,718円)
トピックス・インデックス・オープン
59,274円
(+19,274円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
13,405円
(+3,405円)
野村MMF
392円
(+392円)
野村MRF    
600,083円
(+83円)
DKA物価連動国債ファンド(3/10)
196,977円
(-3,023円)

合計
1,070,879円
(+70,879円)

(updated 09/26/05)

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