タカハシくんの投信生活

『右肩上がりの成長』に注意

投資に限ったことではありませんが、「右肩上がりに成長する」というのは、どんな場合でも気分がよいものです。私の運用成績の場合は、かなり平らに近いような緩やかな右肩上がりですが、それでも「損せず、増えている」というのは、悪い気はしません。

●右肩上がりの商品が人気

これは、金融機関に勤める友人から聞いた話ですが、お客さんに投資信託などの商品を勧める時にも、やはり、過去の運用実績が右肩上がりの商品が勧めやすく、また、そういた商品が実際によく売れるそうです。

 

「ほら、こんなに騰がっていますよ。」というセールストークは、お客さんにとってやはり魅力的なようで、そういった商品がよく売れ、逆に直前に下がっているような商品は、お客さんからみても「下がっているけど、大丈夫なの?」という不安な気持ちが先立つので、なかなか売れにくいということでした。

グラフ●成長は永遠には続かない

但し、「買う側」の人間の一人としては、実績と将来は別物であるということにも留意しなくてはならないと思っています。過去の実績を追いかけながら投資することをよく、「バックミラーを見ながら、車を運転するようなもの」と表現することがありますが、バックミラーの景色が下り坂でも、目の前も下り坂であるとは限りません。特に、「ブーム」の最高潮というのは、「騰がる」⇒「注目を集める」⇒「売る人が増える」⇒「買う人が増える」⇒「騰がる」・・・という循環が、スピードアップし、過熱するという状況にあるものです。そして、その後には、相応の「冷却期間」がやってきます。

●熱狂に巻き込まれないために

もし、何かに投資をしようと思った時に、その理由が「勧められたから」、「知り合いの誰かが、それに投資をして儲けたから」という理由しか思い浮かばないのであれば、その時点では投資すべきでないでしょう。「人気」と「お勧め」が渦巻く時、その対象には、本来の価値からかけ離れた高い値段がついていることが少なくありません。「今買わなければ買えなくなる」といわれたオイルショックの時のトイレットペーパー、バブル全盛期の土地はその典型でしょう。

 

投資をする前のチェックとして、「人気があるから」、「誰かに勧められたから」、「誰かが、それで儲けたから」という理由だけで投資しようとはしていないか、これを自問自答するだけでも、熱狂に巻き込まれる可能性を減らすことができるのではないかと思います。(updated 03/12/06)


タカハシくんの3月10日現在の運用評価損益
購入ファンド 基準価額 評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド 52,808円 (+2,808円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド 69,403円 (+19,403円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド 87,078円 (+38,072円)
トピックス・インデックス・オープン  71,795円 (+37,078円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー 16,272円 (+6,272円)
野村MMF 392円 (+392円)
野村MRF     600,097円 (+97円)
DKA物価連動国債ファンド 197,015円 (-2,985円)

合計 1,094,860円 (+94,860円)

 

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