タカハシくんの投信生活
少リスク・少リターン
●「ハイリスク・ハイリターン」が生む誤解
前回、投資における「ハイリスク・ハイリターン」の原則について、「リスクをたくさんとれば儲かるという誤解を生むので危険だ」という話をしました。結局のところ、「ハイリスク・ハイリターン」というのは「東大出の人は頭が良い」とか、「お金持ちと結婚すると幸せになれる」とかいう言説と似ています。
確かに、何百、何千という事例を集めてみると、傾向として、リスクの高いもののほうがリターンも高く、東大をでた人には頭脳明晰な人が多く、お金持ちと結婚するほうがその後楽しく暮らせる可能性が高いということはあるかもしれません。
でも、だからといって、何か問題を抱えている時に、手当たり次第に東大生を捕まえたところで問題が解決するとは限らず、また、いくらお金持ちかどうかを見定めて結婚してみたところで、必ずその後の人生が幸せになるわけでもなく、投資もまた同じことで、リスクをとったからといって、儲かるとは限らない。それだからこそ、人生は面白く、投資もまた面白い・・・なんて私は思います。
●「少リスク・少リターン」の原則のススメ
そこで、投資に慣れていない人に対して、一つリスクとの付き合い方でアドバイスするならば、「少リスク・少リターン、多リスク・多リターン」という原則を覚えることのほうが大事だと私は思うのです。
投資に関する一番致命的な失敗は、「今まで、一度も価格変動リスクのある商品に投資したことのない人が、退職金をリスク商品に一度に全額つぎ込んで値下がりする」というようなケースです。この時、このような人には、そもそも知識も経験も乏しいのですから、「リスク・リターンを見極めなさい」といっても難しいでしょう。自分で判断ができないからと、金融機関の窓口に相談にいくと、今度は確かに「低リスク・低リターン」で、でも、「高手数料(!)」の商品をセールスマンに薦められるがまま買ってしまう姿が容易に想像できます。
ここで、もし、「少リスク・少リターン」の原則を覚えておけば、対応は簡単です。投資額を半分にする、1割にするというように、投資するお金を減らしたあげさえすれば、損失も、必ず半分、1割に抑えることができます。(もちろん、利益も半分、1割ですが。)
知識がない、リスク商品を持つことに不安がある、このお金が減ったら困る、投資対象を良く知らない・・・そんな要因があるならば、どんどん投資額自体を減らせばよいのです。これには専門知識も不要です。こうしておけば、たとえ損失を出したとしても、それで路頭に迷うことはないでしょう。よく、失敗をすると「勉強になった」などと言いますが、勉強したのに無一文というのでは、勉強の成果を生かす機会すらなくなってしまいます。ですから、投資における「お金の感覚」が掴めぬうちに、多額の投資をすることだけは、避けるべきだと考えるのです。(updated 9-25-06)
| 購入ファンド | 基準価額 | 評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 53,608円 | (+3,608円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 74,245円 | (+24,245円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 90,715円 | (+40,715円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 79,055円 | (+29,055円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 15,601円 | (+5,601円) |
| 野村MMF | 392円 | (+392円) |
| 野村MRF | 590,323円 | (+323円) |
| DKA物価連動国債ファンド | 195,227円 | (-4,773円) |
| 合計 | 1,099,166円 | (+99,166円) |
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