タカハシくんの投信生活
●投信スーパーセンター
日興コーディアルグループが、「投信スーパーセンター」というサイトをオープンするということがテレビのニュースで伝えられていました。500本以上の商品ラインナップを揃え、文字通り、投資信託の「スーパーマーケット」を目指し、ほとんどの商品が1万円から購入できるようにするということでした。
投資信託の欠点の一つは、取り扱う販売会社がバラバラで、複数のファンドを自分の好みで選んだ結果、3つ、4つと口座が分かれてしまうということがままあるという点です。私のように売買が極端に少なければよいですが、売買が積み重なると、自分が全体でいくら投資しているのかを把握するのも大変です。
したがって、1つの口座で、いろんな商品を購入して、管理できるというのは、とてもありがたいサービスだと思います。
●"ビジネスとしての継続性"がカギ?
但し、これが「業界初」なのというと、そうでもありません。何を隠そう私が最初に口座を開いていた今はなき「野村ファンドネット証券」は、同様のコンセプトを持った「幅広い品揃えを売りにする投信専門のオンライン証券」でした。
結局この「挑戦」は、おそらく採算が取れなかったのだと思いますが、その後休止され、今、私の口座は、系列の野村證券の「野村ホームトレード」に移管されています。ビジネスという視点からみると、商品ラインナップを拡げることにもコストがかかりますし、営業員が積極的にセールスをかけるというわけでもないという性質上、急激に資産残高が増えることもなく、したがって、特にサービスの立ち上げ期には、費用先行で多額の赤字が発生します。これを乗り越えて、預かり資産から入る信託報酬で、サービスの運営費用を賄えるようにならなければ、結局その立派なコンセプトも維持していくことができません。
●「先駆者」ソニー銀行の場合
分野こそ違いますが、「ソニー銀行」というインターネット専業銀行の立ち上げも同様の苦しみがあったようです。私は、その開業当初からコンセプトに共感して、応援する気持ちで、口座を開設して、決済口座とは別の貯蓄・資産管理口座として使い続けてきました。しかし、ソニー銀行の通期黒字化の達成は、2001年の開業から5年目の2005年度に入ってのことでした。
投資信託に関していうと、銀行の「預貯金」というようなそもそもなじみ深い商品を磨き上げるのとは異なり、新しくマーケットを作り出すという苦労も伴いますから、前途は決して平坦ではないはずです。今のところ、詳しい情報は分からないので、「投信スーパーセンター」に関しては、「できれば頑張って欲しいな」という消極的な期待をするレベルですが、実現できれば意義のあるサービスですから、ぜひ着実に進めてほしいと思います。(updated 10-29-06)
| 購入ファンド | 基準価額 | 評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 54,592円 | (+4,592円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 74,784円 | (+24,784円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 93,396円 | (+43,396円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 83,429円 | (+33,429円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 16,469円 | (+6,469円) |
| 野村MMF | 392円 | (+392円) |
| 野村MRF | 590,408円 | (+408円) |
| DKA物価連動国債ファンド | 193,277円 | (-6,723円) |
| 合計 | 1,106,747円 | (+106,747円) |
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