タカハシくんの投信生活

手数料逓減型投資信託

投資信託の運営にあたっては、当然ファンドマネージャーなどの運用担当者が投資方針を検討・決定していて、それ以外にも、販売、管理(基準価格の算出や情報の公開)、広報など多数の労力がかかっています。その意味で、「プロフェッショナル」な仕事の結晶であることには疑いの余地はありません。

 

しかしながら、「優れた運用をするファンド」を探すことは、「よい収益を上げる会社」を探すのと同じくらいに難しく、したがって、投資家として私がファンドを選ぶ時は、「運用の巧拙」を仔細に検討することよりも、むしろ、明らかにそして確実に投資収益に影響を与える「手数料」、「信託報酬」というコストのほうに注目します。

 

そして、そんな私が、「あったらいいな」と思うのが、表題の「手数料逓減型投資信託」。文字通り、"手数料が安くなっていく投資信託"です。

 

そもそも、投資信託1口あたりの運営コストは、ファンドの規模が大きくなるほど低くなります。資産規模200億円のファンドが2兆円のファンドになったからといって、1人だったファンドマネージャーを新たに100人雇ったりはしませんし、基準価額の計算が100倍大変になるわけでもありません。スケールメリットが働くため、大きなファンドほど1単位あたりで見ると、低コストで運営ができるようになるはずです。

 

そこで、私が期待するのは、そのスケールメリットの一部を投資家に還元してくれるようなファンドです。たとえば、100億円で設定された発売当初は、信託報酬が1.5%だったとして、ファンドの純資産が1000億円増えるごとに、0.1%ずつ、最高で0.1%くらいまで信託報酬が下がるなんてファンドがあったら嬉しいと思うのです。

 

皆が買うと手数料が下がるのであれば、銀行や証券会社のセールスマンに営業してもらわなくても、"口コミ"で人気が集まるのではないでしょうか。信託報酬の1/2が運用会社の収入だとして、100億の1.5%の半分なら7500万ですが、2兆円集まってその0.1%の半分は、10億円。投資信託ビジネスのプロではないので、この割引の幅が妥当かどうかは分かりませんが、実際のコストを知る運用会社ならば、少なくとも似たような仕組みの(=規模が大きくなったら、増加した収入の一部を還元する)ファンドが作れるのではないでしょうか。

 

もちろん、"巨大ファンド"は、運用会社にとって"宝の山"であることは事実です。ただ、いつまでもそれを独り占めというのもいかがなものかと思います。そんなわけで、宝の山を文字通り"山分け"にしようという勇気ある運用会社の登場を心待ちにしている今日この頃です。(updated 2-11-07)


タカハシくんの2月8日現在の運用評価損益
購入ファンド 基準価額 評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド 55,616円 (+5,616円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド 78,340円 (+28,340円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド 97,587円 (+47,587円)
トピックス・インデックス・オープン  87,156円 (+37,156円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー 17,194円 (+7,194円)
野村MMF 392円 (+392円)
野村MRF     590,794円 (+794円)
DKA物価連動国債ファンド 192,436円 (-7,564円)

合計 1,119,515円 (+119,515円)

 

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