9) ではどうする?
投資信託についていえば、投資家の皆様は過去のデータから将来が予言できると頭から信じるほどナイーブではなく、もっと賢く運用を考えておられるようです。ここ数年、運用担当者がみずから証券会社を回り、自分の運用哲学を投資家の皆様に説明して回る、ということが盛んです。これは、投資家の皆様が過去のデータよりも、運用担当者の考え方が自分にとってうなずけるものかどうかを重視しているためであるように思います。その昔、ある(あくまでも過去のパフォーマンス実績によれば?)グレートなファンドマネージャーが「素晴らしい投資戦略や銘柄選択の考え方は、3分間で、誰にでもわかるように、説明できるものだ。」といっておりました。ある意味、これは正しいと思います。運用担当者の話を聞くことが重要なのは、投資家自身が、納得して投資する、というだけでなく、納得できる運用戦略こそが成功のかぎだからでもあるのです。
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