スタイルマネジメントとは (by P太郎)
2) スタイルマネジメントのやり方
日本の株式市場を使って、スタイルマネジメントのやり方を具体的に見てみましょう。
- 市場の分割: 最も単純なものでは、日本の株式を時価総額でまず大型株と小型株に分けます。株式市場全体に対するウェイトは、大型株が90%程度、小型株が10%程度であることが多いようです。小型株の部分を「小型株セクター」と呼びましょう。
- 次に、大型株をPERかPBRで半分に分けます。PERやPBRの大きい方を「成長株セクター」、小さい方を「割安株セクター」と呼びましょう。それぞれのセクターの、株式市場全体に対するウェイトは、45%ずつになります。
- 運用会社を調べ、それぞれのセクターでの運用成績が今後もよさそうだ、と思う会社を、それぞれのセクターについて少なくとも1つ、場合によっては複数個ずつ選んできます。
- 自社の運用資産を、3つのセクターの市場全体に対するウェイト通りに3つに分けます。つまりl、45%、45%、10%です。
- 3つに分けた資産を、それぞれ各セクターを得意分野とする運用会社に運用させます。
- その結果、運用資産の各セクターに対する投資比率は、大型成長株セクター45%、大型割安株セクター45%、小型株セクター10%と、市場全体と同じになります。
なお、ここでは、話を単純にするために3つに分割しましたが、これにはいろいろ「流儀」があり、時価総額で大型、中型、小型と3つにわけ、更にそれぞれをPERやPBRで割安、成長と2つに分け、合計6つのセクターに分ける流儀もあります。
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