CNX Nifty 指数とは
CNX Nifty 指数は、インドを代表する株価指数で、インドのナショナル証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率 等の基準を用いて選定した50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化しています。CNX Nifty指数はNifty50指数とも呼ばれています。
CNX Nifty 指数は、CRISIL社(旧Credit Rating Information Services of India Limited)とインドのナショナル証券取引所(National Stock Exchange=NSE)とのジョイントベンチャーとして設立されたインディア・インデックス・サービス・アンド・プロアダクツ・リミテッド(IISL)社が所有し、管理を行なっています。指数名にあるCNXはCRISIL社とNSEを意味しています。
また、英語でNifty は「素晴らしい」「粋な」という意味で、投資の世界で「Nifty Fifies」は人気のある50銘柄という意味で使われています。
CNX Nifty指数の上位10位銘柄(2017年11月3日現在)
CNX Nifty指数のセクター別構成(2017年10月末現在)
内訳を見ると、金融サービスセクターが35.09%と最も大きく、次にエネルギー、IT、自動車と続いています。
セクター | 構成比率(%) |
FINANCIAL SERVICES(金融サービス) | 35.09 |
ENERGY(エネルギー) | 15.48 |
IT(IT) | 10.80 |
AUTOMOBILE(自動車) | 10.27 |
CONSUMER GOODS(消費財) | 9.25 |
METALS(金属) | 4.65 |
PHARMA(薬品) | 4.23 |
CONSTRUCTION(建設) | 3.79 |
TELECOM(通信) | 2.43 |
CEMENT & CEMENT PRODUCTS(セメント&セメント関連製品) | 1.67 |
SERVICES(サービス) | 0.85 |
MEDIA & ENTERTAINMENT(メディア&エンターテイメント) | 0.75 |
FERTILISERS & PESTICIDES(肥料&農薬) | 0.73 |
CNX Nifty 指数をベンチマークとする投資信託
東京証券取引所に上場している「NEXT FUNDS インド株式指数・CNX Nifty 連動型上場投信(1678)」はこのCNX Nifty指数への連動を目指すETFです。また、同じく東京証券取引所に上場している「上場インデックスファンドNifty50先物(インド株式)(1549)」はCNX Nifty指数先物への連動を目指すETFです。
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