デュレーションとは何ですか?


債券のデュレーションとは、債券価格の金利に対する感応度を示す指標の一つで、年の単位で表されます。理論的には、債券のデュレーションが2年であるならば、1%の金利変動に対して、2%の価格変動をすると考えられます。

デュレーションという概念は、平均残存期間と類似していますが、平均残存期間が単純に満期までの期間を表しているのに対して、デュレーションは、債券のクーポン(利払い)についても考慮に入れた概念です。正確に表現すれば、クーポンを含めたキャッシュフローで加重平均された平均残存(回収)期間のことです。

このデュレーションの値が大きい(長い)ほど、債券価格の金利に対する感応度が高く、金利低下時には大きな値上がりが、金利上昇時には、大きな値下がりが予想されるのです。

債券ファンドにおいては、このデュレーションを運用のリスク管理にあたっての重要な指標として活用し目標とする「ファンドの平均デュレーション」について、あらかじめ目論見書などで明記しているものも多く見受けられます。

実質的な債券や債券ファンドの金利に対するリスクや金利変動から期待されるリターンについて知るにあたっては、大変重要な指標であるということができます。