投資適格債とは、どのような債券ですか?


投資適格債とは

債券格付機関であるムーディーズスタンダード・アンド・プアーズ社などにより格付けされています。この格付けは、その債券の元本および利息の相対的な支払能力をランク付けたものです。

ムーディーズの場合はBaa以上、スタンダード・アンド・プアーズ社の場合はBBB以上に格付けされた債券を「投資適格債」を呼びます。一方、それより低い格付けのものを「投機的格付債」と呼びます。

例えば、投資信託目論見書などに「ファンドは、原則として、取得時の格付けが投資適格である公社債へ投資します」と記載されている場合、このファンドの運用担当者が資金をある公社債に投資する場合(公社債を買う場合)、その時点(取得時=公社債購入時)に投資適格と格付けされている公社債に投資する、という意味です。

公社債に投資する投資信託の全てが投資適格債に投資するのではありません。投資適格債でない債券(一般にハイ・イールド債と呼ばれます)は、投資適格債より高い利回りを提供するので、投資対象がそのような高い利回りを提供する投機的格付債となっているファンドもあります。このように同じ公社債に投資する投資信託でも、投資対象の債券のリスクは様々であることを覚えておく必要があります。