人の行く裏に道あり、花の山


人の行く裏に道あり、花の山。他人の行かない裏道にこそきれいな花が咲いている。相場に置き換えれば、人気相場は話題になった時点ですでに下降線をたどり始めているもの。株式で利益を得るためには「人の先を行く」。つまり、他人とは違った視点で相場を見なさい、というよく知られた格言です。

上げばかりでもなければ、下げばかりが続くわけでもないのが株式相場。必ず訪れる転機の見極めは、まわりの環境や材料から続みとるだけでなく、大勢がある一方へ偏り過ぎている時こそがチャンス! 英語でも Buy when others sell; Sell when others buy.「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」という類似した格言があります。

誰もが飛びつく人気銘柄よりも、今はさほど人気がなくても会社の実力に対し割安になっている銘柄を探し、じっくり待つような投資がえてしてうまくいくことが多いようです。とはいえ、いつまでたっても注目されない銘柄もあるので、結局は銘柄を「見る目」が必要。

相場に限らず、ファッションやデイトスポットも情報を集め人気や流行を知ることは大切ですが、あくまで把握する程度にとどめておくこと。流行の最先端を行っているつもりが、似たような格好の人たちと同じレストランの行列に並んでいた、ということになりかねません。多数派の意見に惑わされないクールな判断力で、人の知らないきれいな花を見つけたいものです。