三井住友DSアセットマネジメント、水素普及に向けた投資ファンドの検討開始


三井住友 DS アセットマネジメントは、 一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(以下「JH2A」)において設立検討が開始された水素分野に特化した投資ファンドについて、 JH2Aと共に検討を開始すると2023年3月24日に発表した。 同ファンドは、 脱炭素に向けた水素普及を金融面から推進することを主な目的としている。

三井住友 DS アセットマネジメントによると、欧州では、2021年に水素分野に特化した投資ファンドが設立され、既に水素プロジェクトへの投資が活発化しつつある。今後、日本においても、政策支援やカーボンニュートラルに向けた意識の高まりから、水素分野での投資資金の需要が想定される。

今後、JH2Aが主体となり、三井住友 DS アセットマネジメントや他のアドバイザーと協働して、ファンド規模、投資家招聘、投資対象など詳細検討を進め、2023年度のファンド設立を目指す。

JH2Aについて
世界的な課題である気候変動への対応の為、水素バリューチェーン構築に向けて、以下の課題解決を目指す業界横断的な団体として、2020年12月に設立、2022年4月からは一般社団法人として、水素普及に向けた様々な活動を推進している。
  1. 水素需要創出
  2. スケールアップ・技術革新によるコスト低減
  3. 事業者に対する資金供給

三井住友 DS アセットマネジメントは次のように述べている。

当社は引き続き、経営理念として掲げる「Quality of Lifeに貢献する最高の資産運用会社へ。」の実現のため、お客さま本位の業務運営を推進するとともにサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。