レオス・キャピタルワークス、ブルームバーグの技術ソリューションを採用


ブルームバーグは2018年4月18日、 レオス・キャピタルワークスがリサーチとコンプライアンス管理における業務フローを最適化するため、 ブルームバーグのバイサイド向けソリューションを採用したことを発表した。 レオス・キャピタルワークスは非上場のブティック型資産運用会社で、 東京に本社を置き、 日本、 そして世界の株式市場を対象に投資・運用を行っている。

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中央:レオス・キャピタルワークス株式会社 藤野 英人代表取締役社長兼最高投資責任者とレオスキャピタルワークス運用部の皆様

3人の投資スペシャリストが2003年に創立したレオス・キャピタルワークスの運用資産は、 創業以来、 300倍以上増加し、 2017年12月末時点で7,108億円。 旗艦ファンドである「ひふみ投信」は株式会社格付投資情報センター(R&I)が選定する「R&Iファンド対象2017」NISA/国内株式部門にて最優秀ファンド賞を受賞している。

レオス・キャピタルワークスの藤野英人代表取締役社長兼最高投資責任者は次のように述べている。

レオス・キャピタルの投資哲学の中心にあるのは、 国内の高成長企業で、 キャピタルリターンを長期にわたって生み出し続けることができる企業です。 ブルームバーグのバイサイド向けソリューションにより、 当社の運用マネジャーは出先からでも投資アイディアの共有や徹底した市場分析が可能となります。 私たちの運用戦略とビジネスの成長をサポートするための決断であり、 結果、 チームとしてより迅速に稼働し、 より高い業務効率性を達成しています。

ブルームバーグの在日代表である石橋邦裕氏は次のように述べている。

レオス・キャピタルのテクノロジーパートナーとして、 同社のアジアそして世界での発展をご支援できることを嬉しく思います。 当社のリサーチとコンプライアンス管理ソリューションの採用により、 レオス・キャピタルは常に変化する規制環境に素早く対応できると同時に、 時間・コストの削減を実現します。 レオス・キャピタルは、 長期投資による社会貢献という点において業界をリードしてきたように、 急成長中の資産運用会社における業務効率化という点においても新たな基準を示しています。

レオス・キャピタルは、 リサーチ業務ワークフローを支援するブルームバーグ・リサーチ・マネジメント・ソリューション(RMS)と、 通信記録のアーカイブとコンプライアンスに沿った監視を支援するブルームバーグ・ヴォールトを活用している。

ブルームバーグRMSは、 ブルームバーグ端末上のデータ、 分析、 取引、 連携ツールと、 顧客独自のリサーチ、 データ、 投資アイディアを融合する唯一のプラットフォーム。 ブルームバーグRMSを活用することで、 レオス・キャピタルワークスはブルームバーグによる高度な分析、 第三者機関による市場リサーチ、 レオス・キャピタルワークスの社内リサーチを、 いつでもアクセスできる一つの強固なプラットフォームに統合。 運用効率と社内連携の両方を向上した。

ブルームバーグ・ヴォールトは、 情報のコンプライアンスとアーカイブのためのプラットフォーム。 監視、 コンプライアンスサービス、 積極的なポリシー管理、 広範囲な検索機能、 分析、 情報管理を提供するソリューションであり、 企業の電子メールとインスタントメッセージに加え、 ブルームバーグ端末上の全てのメッセージ内容を対象とする。 ブルームバーグ・ヴォールトはホスト型ソリューションで、 取引内容、 メールなどのコミュニケーション、 音声、 ファイル、 そして文書に至るあらゆる媒体の記録を、 データ保管の基準に準拠する不正アクセス防止機能の付いた一つのストレージにまとめて保管することができる。