日興アセット、日本初、アジア地域のリートを対象としたETFを上場


日興アセットマネジメントは、日本で初めてとなる*アジア地域のREIT不動産投資信託)を投資対象とした上場投資信託ETF)「上場インデックスファンドアジアリート<愛称:上場アジアリート、証券コード:1495>を新たに設定し、東京証券取引所に上場する。ファンドの設定は2017年6月22日、上場は6月29日の予定。

日興アセットマネジメントでは、同ETFの設定に当たり次のように述べている。

シンガポールや香港、マレーシアといったアジア地域のREIT市場は、相対的に高い経済成長などに伴う都市化の進展などを背景に、近年大きく成長しています。市場の堅調な推移に加え、分配利回りも比較的に高い水準にあり、魅力的な投資対象としての注目は年々高まっています。「上場インデックスファンドアジアリート」は、このように魅力高まるアジアのREITを投資対象とする、日本初のETFです。

「上場インデックスファンドアジアリート」は、「FTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数」という、日本を除くアジア各国の上場不動産投信(およびそれに類する有価証券)の投資収益を時価総額で加重平均した指数への連動をめざし、主としてシンガポール証券取引所に上場されているシンガポール籍外国投資信託 日興AM・ストレイツ・トレーディング・アジア(除く日本)リート シンガポールドル建て受益証券に投資する。この指数の構成銘柄と組入比率は毎年3月、6月、9月および12月に見直され、個別銘柄の組入比率はリバランス時に最大10%に制限される。

「上場インデックスファンドアジアリート」が投資対象とするシンガポール籍外国投信は、日興アセットのシンガポール現地法人である「日興アセットマネジメント アジア リミテッド」が今年3月、シンガポール証券取引所に上場したETFであり、同地の投資家にはこのシンガポール籍ETFを通じてアジアREITへの投資機会を提供している。

日興アセットマネジメントは次のようにコメントしている。

今後も高い成長が期待できるこの資産暮らすに、相対的に容易かつ低コストでアクセスできる投資ソリューションを、日興アセットはグローバルベースでお届けしています。日興アセットはこれまでも、投資家のみなさまのニーズに合致したさまざまなタイプのETFの開発に先駆的に取り組んでまいりました。今後もより一層の商品の充実に努め、幅広い投資機会をご提供してまいります。

*日興アセットマネジメント調べ