ウェルスナビ、正式リリース約11ヵ月で預かり資産150億円を突破


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世界水準の資産運用サービスを提供するロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を展開するウェルスナビ株式会社は、 2017年6月15日時点で、 申込件数26,000口座、 預かり資産150億円を突破したと発表した。そのうち、 「WealthNavi for SBI証券」と「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」は、 合わせて申込件数20,000口座、 預かり資産100億円に達しており、 預かり資産ベースではWealthNavi全体の3分の2を占めている。

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ウェルスナビによると、2016年7月に正式リリースしたWealthNaviは、 ノーベル賞を受賞した理論などに基づいた世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムや最先端の機能により、 高度な知識や手間なしに、 誰でも自動で「長期・積立・分散」による資産運用を行うことができるサービス。

ウェルスナビでは、次のようにコメントしている。

WealthNaviの利用者の9割を投資経験者が占めており、 最先端の機能や利便性、 アルゴリズムの客観性と透明性、 シンプルな手数料が高く評価されています。 また、 WealthNaviが短期間で大きな支持を得られた背景には、 年金・退職金減少で資産運用ニーズが顕在化する働く世代の方々に、 世界水準の資産運用を誰でも安心して気軽に使えるようにする、 という当社のビジョンへ共感いただいたこともあると考えています。

また、 2017年1月からは、 SBI証券および住信SBIネット銀行とのパートナーシップも、 同社の事業成長を加速させてきた。 SBI証券の利用者に提供している「WealthNavi for SBI証券」は、 2017年1月31日のサービス開始から4ヶ月あまりで、 申込件数16,000口座、 預かり資産80億円に達している。 また、 住信SBIネット銀行の利用者に提供している「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」は、 2017年2月28日のサービス開始から3ヶ月あまりで、 申込件数3,500口座預かり資産20億円に達した。

SBI証券および住信SBIネット銀行とのパートナーシップは、 大手金融機関とフィンテック・ベンチャーとの協業によるオープンイノベーションであり、 いずれの取り組みにおいても、 お客様からの手数料を一定割合で継続的にシェアしている。

さらに、ウェルスナビでは、2017年の5月に、 おつりで資産運用アプリ「マメタス」(iOS版)を「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」の利用者向けに提供開始した。 ウェルスナビは、投資初心者向けのサービスを今後さらに充実させ、 より多くのパートナーとも連携することにより、 貯蓄から投資への流れを加速させていきたいと考えている。

ウェルスナビは、今後について次のように述べている。

当社は従業員の過半数がエンジニアという「モノづくりができる金融機関」であることを特長としており、 誰でも利用しやすく、 透明性・客観性の高いフィデューシャリー・デューティーを徹底したサービスづくりを心がけております。 「長期・積立・分散」による資産運用の普及を通し、 働く世代の資産形成の一助となるべく、 今後もサービスの開発に努めていきます。