SBI証券、信用金庫との金融商品仲介業で提携


SBI証券は、 岡崎信用金庫金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2018年7月2日(月)[予定]より、 岡崎信用金庫の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始する。SBI証券の信用金庫との金融商品仲介業での提携は、 岡崎信用金庫が初めてとなる。

SBI証券と岡崎信金の提携

岡崎信用金庫は、 設立94年を迎える歴史ある金融機関で、 愛知県を中心に99の店舗網を有しているお。「三方よし」を理念とし、 ビジネスマッチング、 相続・事業承継、 不動産活用、 医療・介護、 国際ビジネス支援を中心に、 地域経済の発展に貢献するべく、 さまざまな商品やサービスを提供している。 また、 「しんきん電子マネーチャージサービス」などのキャッシュレスに対応したさまざまなサービスや、 クラウドファンディングによる資金調達の支援など、 ITを活用した取組みも展開している。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。

今回開始する金融商品仲介業サービスでは、 岡崎信用金庫は、 同金庫のWEBサイトを介してSBI証券総合口座開設の勧誘を行う。 これにより、 岡崎信用金庫の顧客は、 WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。

SBI証券では、「このたびの岡崎信用金庫との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」とコメントしている。