日本FP協会、金融リテラシー教育の普及と向上に向けて千葉学園と包括連携協定を締結


日本FP協会は、学校法人千葉学園と金融リテラシー教育に関わる包括協定を2022年7月7日に締結した。

日本FP協会

千葉学園は、千葉商科大学及び千葉商科大学付属高等学校を運営する学校法人。千葉商科大学は、1928年に文学博士遠藤隆吉先生により巣鴨高等商業学校として創設され、2018年には90周年を迎えるなど歴史と伝統がある。

この協定は、日本FP協会と千葉学園とが相互に協力し、金融リテラシー教育の普及と向上を通じて、社会並びに双方の発展、人材育成に寄与することを目的とするもの。今後、金融リテラシー教育のプログラム開発・実施においては、日本FP協会の専門分野であるパーソナルファイナンス教育に関する知見を活かして、教育ノウハウを提供してゆく。この協定を通じて高等学校から大学まで一貫して実施する「金融リテラシー教育」で得られる経験を、今後、日本FP協会が実施する金融リテラシー教育にも活かしてゆく。

 

同協定における主な連携事項

  1. 金融リテラシー教育の実施
  2. 金融リテラシー教育についての共同研究の実施
  3. 次世代を担う金融リテラシーを有する人材の育成
  4. 金融リテラシー教育分野における社会への貢献

 

日本FP協会は、社会教育活動としてファイナンシャル・プランニングの普及とパーソナルファイナンス教育を推進し、質の高いFP(ファイナンシャル・プランナー)の養成を通じて、社会全体の利益の増進に寄与することを目的としたNPO法人。高等学校へは成年年齢の引き下げや資産形成の視点が入った新学習指導要領も踏まえて全面改訂した金融経済教育用テキスト「10代から学ぶパーソナルファイナンス」を用いた出張授業を、また、大学へは寄附講座を実施するなど、若年層に向けたパーソナルファイナンス教育を実施している。