SBI証券、三重銀行との金融商品仲介業サービス開始


SBI証券は、 三重銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2018年8月1日(水)より、 三重銀行の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始すると発表した。

 

三重銀行は、 創業123年を迎える歴史ある地域金融機関で、三重県を中心に75の店舗網を有している。 経営理念として「地域とともに発展する銀行」、「お客さまとともに栄える銀行」、「株主・従業員とともに歩む銀行」を掲げ、顧客とのリレーションを構築し、その中からニーズを掘り起こし、 最適なソリューションを提案するという好循環を生み出すことで、顧客とともに成長することを目指してきた。こうした方針から、 1つの店舗で融資から預金等まで全ての業務を行うフルバンキングを推進することで、顧客との接点を増やし、 質の高いきめ細やかなサービスを提供している。また、地域経済活性化にも積極的に取り組んでおり、地域資源をフル活用して、1次産業事業者が食品加工から流通販売にも事業を展開する「6次産業化」を支援するなど、地元の産業に新たな付加価値を生み出す取組みを展開している。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。

今回開始される金融商品仲介業サービスでは、 三重銀行は、 同行のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の勧誘を行う。 これにより、 三重銀行の顧客は、当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。

SBI証券は、「このたびの三重銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」とコメントしている。