楽天証券、個人型確定拠出年金の全商品ラインアップの決定、口座管理手数料無料の条件変更


楽天証券は、 個人型確定拠出年金(個人型DC)で取り扱う商品の全ラインアップを決定し、 さらに口座管理手数料が無料となる判定基準を変更した。 また、 サービス開始日は9月24日(土)に決定した。

個人型DCは、 加入者自らが拠出した掛金を自ら運用し、 原則60歳以降に運用結果に基づいて給付を受けることができる公的制度。 2017年1月の制度改正により、 企業年金のあるサラリーマンや公務員、 主婦など、 原則、 公的年金の加入者全員が利用できる制度となる。

楽天証券は、今回、 個人型DCの取り扱い商品において、 新たに7ファンドを追加した。 DIAMアセットマネジメント株式会社が運用する「たわらノーロード」シリーズ4本と楽天投信投資顧問株式会社が運用する「楽天ターゲットイヤー」シリーズ3本を新たに追加し、 これにより27ファンドのラインアップのすべてが出揃った。 楽天証券は、「長期投資に適した低コストの投資信託を中心に、 国内・海外の株式や債券だけでなく、 REITや金に投資するタイプまで幅広く取り揃えております」と述べている。

さらに、 既に発表済みの「口座管理手数料無料プログラム」について、 手数料無料の判定の条件となる残高基準を20万円から10万円に変更する。 これにより公務員など掛金の年間上限額が14.4万円となる加入者でも、 早期に楽天証券口座管理手数料無料の条件達成が可能となる。 2017年12月末まで発生する楽天証券口座管理手数料を無料とする「サービス開始記念口座管理手数料無料キャンペーン」と合わせ、 より低コストで参加できるようになる。

楽天証券では、 個人型DCの申込受付開始日を9月24日(土)とした。 新規での申し込みだけでなく、 既に他の金融機関の個人型DCに加入済みの人も、 楽天証券への移換(運営管理機関の変更)が可能。

楽天証券は、「楽天証券ならではの低コストかつ利便性の高いサービスを提供することにより、 加入者拡大、 制度普及に努めてまいります」と述べている。

 

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※2016年8月末時点

 

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※個人型DC残高を指し、 楽天証券の証券総合口座での預り残高は含まない。
※上記以外に、 国民年金基金連合会や事務委託先金融機関(信託銀行)が設定する管理手数料が別途かかる。

■「サービス開始記念口座管理手数料無料キャンペーン」

  • 実施期間: サービス開始日~2017年12月末まで
  • 対 象 者: 加入者及び運用指図者
  • 実施内容: 2017年12月末までに発生する楽天証券口座管理手数料を無料

*本キャンペーンは2017年以降も継続して実施する可能性がある。
*既に発表済みの内容からの変更はない。