シティ、琉球大学の寄付講座「金融市場と金融システム」を開始


シティは、琉球大学(沖縄県中頭郡西原町)で提供している寄付講座を継続し、 2020年度も後期に実践経済学「金融市場と金融システム」を開講する。

琉球大学法文学部における履修科目の一つとして、同学部で経済学を専攻する2年から4年の学生を対象に、2020年10月2日(金)から2021年2月12日(金)まで、 毎週金曜日に行う。昨年度と同じく、講義は期末試験を含めて計16回で、3講義毎に小テストがある。単位認定講座で、履修者には2単位が与えられる。

講義では、シティ日本法人の経営幹部および経験豊かな社員を講師に起用する。金融市場の仕組みや金融機関の役割から個々の金融業務まで、多岐にわたる内容を分かりやすく解説し、学生の金融への理解と関心を深めることを目的としている。今年は新たに全講義をオンラインで行い、一方向の講義に留まらず、学生が主体的に考えるグループワークや事前課題、小テストなどを交え、講師と生徒の双方向のコミュニケーションを重視した授業構成となっている。

この講座は、シティによる寄付講座で、運営にかかる費用はすべてシティが負担する。シティは、 琉球大学での寄付講座を2011年に開始し、その後2年間の休講期間を経て、2016年に再開し、今年で8年目の実施となる。

シティは、200年を超える歴史を有する世界有数の金融機関。日本では、1902年に横浜に支店を開設し、以来、企業や機関投資家など法人顧客向けの金融事業を行っている。沖縄には1999年に進出し、戦略的重要拠点と位置付けて、オペレーションやテクノロジーなど金融業務の一部を那覇市内の拠点で行っている。

シティは、社会貢献活動を通じて、事業を行う地域のコミュニティへ還元することを重視している。日本では、琉球大学での寄付講座をはじめ、慶応大学とのESG分野での連携協力協定、若者起業家の育成支援を目的とした国連開発計画との共同事業「Youth Co:Lab(ユース・コーラボ)」の実施など、 様々なプログラムを展開している。

シティについて

シティは、 世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバルな金融機関。個人、法人、政府機関などの顧客に、個人向け銀行業務、クレジットカード、法人・投資銀行業務、証券業務、トランザクション・サービス、資産管理など、幅広い金融商品とサービスを提供している。