ミンカブ、フィデアホールディングスでの投信窓販業務DX化実証実験を開始


株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(ミンカブ)は、 フィデアホールディングス株式会社及び、その子会社である荘内銀行、北都銀行(総称して「フィデアグループ」)において、 ミンカブの連結子会社であるロボット投信株式会社が開発した「MINKABU FUND ANALYTICS」を活用した、 投信のファンド提案及びアフターフォローのデジタル・トランスフォーメーション化の実証実験を開始したと2020年10月5日に発表した。

MINKABU FUND ANALYTICS

「MINKABU FUND ANALYTICS」は、投信の基準価額の変動要因を独自に推計した上で日次化することで、月次レポートでしか分からなかった変動要因分析の情報について、カスタマイズしたレポートを作成するSaaS(Software as a Service)型のクラウドサービス。「MINKABU FUND ANALYTICS」の活用により、これまで月次等の頻度で紙やPDFのみで提供されていた情報が、毎日更新されウェブ又はアプリ上で手軽に確認できるようになる。また、ファンド毎に発行される要因分析レポートを複数ファンドで合成することで、顧客固有のポートフォリオ単位でレポートを作成することができる。

この機能を活用し、 フィデアグループでは投信窓販の業務のデジタル・トランスフォーメーション化を加速する実証実験を開始する。

ミンカブとロボット投信は次のように述べている。

ミンカブ並びにロボット投信は、投資信託に係る分析や運用レポート等の作成及び開示のデジタル化を実現し、運用会社の業務効率向上を図るとともに、より分かりやすい情報をより早く投資家にお届けすることで、多くの投資家にとって、 投資信託への投資を通じた資産運用がより身近になるよう、 努めてまいります。