「いい会社」への投資を通じて、投資家の経済的な豊かさと社会の持続的発展の両立を目指す鎌倉投信は、2024年10月29日に鎌倉市教育委員会と連携協定書を締結した。また、鎌倉スクールコラボファンド活用基金のサポーター制度の創設に伴い、第一号法人サポーターとして参画する。今後、鎌倉市と協力し、鎌倉市内の小中学生を対象にしたアントレプレナーシップや金融リテラシー教育など、多様な教育機会の提供に貢献していく。
提携の背景と想いについて鎌倉投信は次のように述べている。
かねてより鎌倉投信は、鎌倉市の小中学校が抱える教育課題や、生徒一人ひとりの個性が発揮される教育機会を提供していきたいという松尾鎌倉市長、岩岡前教育長、そして高橋現教育長らの想いを伺いながら意見交換を重ねてきました。
こうした対話を経て、この度、高橋教育長から、新たに設立される「鎌倉スクールコラボファンド活用基金」のサポーター制度への参加提案を受け、鎌倉市教育委員会と連携協定を締結し、法人サポーターとして参画することとしました。
地元鎌倉市に本社を構える運用会社として、当社が持つ金融に係る知見や、起業家、投資先企業との広範なネットワークを活かしながら、アントレプレナーシップや金融・投資リテラシーを育む教育機会を提供してまいります。
ここ鎌倉から、日本の未来を担う若者が数多く羽ばたくことを楽しみにしています。
協定書の主な内容
協定書名:未来への先行投資としての鎌倉の教育に関する連携協定書
連携事項:
- アントレプレナーシップや金融リテラシーに関する学びなど、魅力的で持続可能な教育活動の実践に関すること。
- 鎌倉スクールコラボファンド活用基金の持続可能な運営に関すること。
- 前各号に掲げるもののほか、甲、乙が合意する事項に関すること。
【鎌倉スクールコラボファンド活用基金とは】
「鎌倉スクールコラボファンド」とは、リアルな社会課題に基づくプロジェクト型学習やプログラミング学習、ICTを活用した個別最適な学び等を、学校が魅力的な人財・組織とのコラボレーションを通じて実現することで、子どもたちや教師が新しい時代の到来にドキドキし、自分が将来できそうな事にワクワクする教育を創り上げていくための資金。
「鎌倉スクールコラボファンド」の寄付金の透明性を図り、適切に管理運用するために、2024年4月に条例にもとづく基金を設置し「鎌倉スクールコラボファンド活用基金」となった。
サポーター制度について:
鎌倉スクールコラボファンド活用基金の運用開始(令和6年4月~)に伴い、新たに創設した制度で、鎌倉スクールコラボファンドの趣旨に賛同し支援した個人または企業等に対して、寄附額(100万円~)に応じたパートナーの称号や特典を用意している。