みずほ投信投資顧問、新ファンド「日本優良割安株ファンド08-11」を設定


みずほ投信投資顧問は、「日本優良割安株ファンド08-11」(単位型株式投資信託/国内株式型(一般型))を11月28日に新規に設定、運用開始する。同ファンドは、日本の大型優良企業の株式への投資を通じ信託財産の成長を目指し、基準価額が12,000 円以上となった場合、繰上償還するファンド。同ファンドにおいて、「大型優良企業の株式」とは、東証一部上場株式のうち、一定額以上の株式の時価総額を有し、業界上位のマーケットシェアやブランド価値等により良好な企業業績にあるとみずほ投信投資顧問が判断する企業の株式をいう。

「日本優良割安株ファンド08-11」の募集開始にあたり、みずほ投信投資顧問は次のように述べている。

世界の金融市場は、昨年後半以降、米国でのサブプライムローン問題が深刻化するなか、米欧金融機関の不良資産拡大や金融安定化策の実施などから、相場が乱高下する局面が続いております。日本の株式市場においても、バブル崩壊後の最安値を更新するなど大きな調整局面を迎えております。

しかし、現在の国内の投資環境を株価指標から見てみると、①国内企業の収益力に注目するPER(株価収益率)と企業の資産価値に注目するPBR(株価純資産倍率)はともに低位で、過去10年間の推移から見て株価バリュエーションの水準は割安にあること、②また配当利回りの観点からも、東証一部の予想配当利回りが10 年国債利回りを上回る状態が長く続いており割安感があること、などがあげられます。

当ファンドは、大型優良企業の株式の中から、業績見通しおよび株価バリュエーションを勘案した上、PER・PBR そして配当利回りを重視して割安銘柄を選別し、業種等リスク分散を図りながら約50 銘柄でポートフォリオを構築していきます。決算は年1 回で、基準価額が12,000 円以上となった場合、組入株式を売却し、公社債などの安定運用へ切り替え、速やかに繰上償還をします。

「日本優良割安株ファンド08-11」の信託期間は2008年11月28日から2012年11月27日まで(繰上償還条項付)。申込期間は2008年11月10日から2008年11月27日まで。申込単位は1口以上1口単位、申込価額は1口当たり1万円。販売会社はみずほインベスターズ証券。信託報酬純資産総額に対して年率0.9975%(税抜0.95%)。