松井証券、投資信託販売手数料を完全無料化


松井証券は、 2019年12月9日(予定)より、 取り扱うすべての投資信託の販売手数料を無料にすることを決定したと2019年12月2日に発表した。

松井証券は、『投資信託の販売に係る基本方針』において、「販売手数料を徴収しない」という方針を掲げている。2016年11月、約20年ぶりに投資信託の取扱いを再開して以降、ノーロード(手数料なし)型投資信託の取扱い拡充に努め、2018年11月には、より多くの顧客のニーズに応えるため、 ロード(手数料あり)型投資信託の取扱いを開始した。なお、 「販売手数料を徴収しない」という方針に沿って、 ロード型投資信託については、顧客が支払う販売手数料をポイント還元することで、 実質的な手数料無料化を実現してきた。

今般の取り組みでは、ポイント還元による実質無料化からさらに踏み込み、松井証券が取り扱うすべての投資信託の販売手数料を無料化する。なお、取り扱うすべての投資信託の販売手数料を無料にするのは大手オンライン証券で初*1 となる。松井証券では、販売手数料の完全無料化により、個人投資家のコスト負担が軽減し、投資信託を購入しやすい環境が整ったと考えている。

松井証券は、「今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めてまいります」と述べている。

*1 松井証券調べ、 オンライン証券大手5社(松井証券、SBI 証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券)と比較、 2019年11月29日現在。