SBI証券、琉球銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結


SBI証券は、 琉球銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2018年2月1日(木)[予定]より、 琉球銀行の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始する。

琉球銀行は、 戦後の沖縄において、 インフレ抑制と沖縄経済の正常な発展のために設立された銀行で、 創業70年を迎える歴史ある地域金融機関。 県内を中心に59の店舗網を有し、 地域社会の発展に寄与する銀行を目指して業務運営を行っている。 本業である銀行業務を通じた地域貢献を重んじるとともに、 伝統文化の継承活動や環境保護活動など、 さまざまなボランティア活動にも積極的に取組んでいる。 また、 他銀行と協働し、 人工知能(AI)を使った顧客対応システムを開発するための実証実験開始を発表するなど、 最新技術を用いた顧客サービスの向上にも努めている。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取組む中、 SBI証券も2017年3月から地方銀行と提携を開始し、 目標として地方銀行数十行との提携を目指している。

SBI証券では、次のようにコメントしている。

このたび開始いたします金融商品仲介業サービスでは、 琉球銀行は、 同行のWEBサイトを介して当社証券総合口座開設のご案内を行います。 これにより、 琉球銀行のお客さまは、 当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、 当社の取扱うさまざまな金融商品・サービスを利用してご自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となります。

このたびの琉球銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております。