委託会社とは #
投資信託において、委託会社とは、投資信託をつくり、運用する会社のことです。つまり、投資信託を通じて集めた投資家のお金の運用を行うのがこの委託会社です。
投資信託委託会社(以下、運用会社)は、投資信託を作り、投資家から集めた資金を効率的に運用する会社です。運用会社は、グローバルな視点で経済や金融市場のデータを収集・分析し、専門的なノウハウを活用して資産運用を行います。
→委託会社のリスト(投資信託協会)
委託会社の業務 #
この業務を行うには内閣総理大臣の登録が必要であり、2024年10月末現在、日本国内には約80社の運用会社が存在します。運用会社は主に以下の業務を行います。
- 信託約款の作成および当局への届出
- 有価証券届出書の提出、目論見書の作成
- 信託契約の締結、解約の実行
- 受益証券の募集、発行
- 信託財産の運用指図
- 収益分配金・償還金の支払い
- 運用報告書の作成と交付
- 信託財産の組入有価証券の議決権等の指図行使
- 信託財産に関する帳簿書類の作成、有価証券報告書の提出
- 受益証券の基準価額の計算
投資信託委託会社のまとめ #
投資信託委託会社とは、投資家から集めた資金を運用し、投資信託の管理を行う会社です。信託約款の作成や運用指図、分配金の支払いなどの業務を担当し、金融庁への登録を通じて業務を行っています。