運用会社別純資産総額（2015年1月）

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投資信託協会が発表した2015年1月の契約型公募投資信託の投資信託会社別資産増減状況によると、総合計（株式投信＋公社債投信）は設定額が8兆5,011億円、解約額が7兆853億円、償還額が334億円で、差引き1兆3,824億円の資金純増となりました。しかし、運用による純資産減少額が8,778億円となったことから、純資産総額は前月末に比べ5,045億円の増加にとどまり、94兆0,090億円となりました。

運用会社別にみると、純資産総額上位5位に変化はなく、第1位は野村アセットマネジメントで約22.2兆円、2位は大和証券投資信託委託（約13.9兆円）、3位は日興アセットマネジメント（約9.9兆円）、4位は三菱UFJ投信（約6.3兆円）、そして5位は新光投信（約3.9兆円）でした。

資金増加額（設定額から解約額と償還額を足した額を差し引いた額）が最も大きかったのは野村アセットマネジメントで、増加額は2,612億円、次いで日興アセットマネジメントの1,281億円、三菱UFJ投信の1,221億円の順でした。

一方、資金減少額が最も大きかったのは、UBSグローバル・アセット・マネジメントで、減少額は約129億円、次いでフィデリティ投信の81億円、T&Dアセットマネジメントの60億円でした。

また、運用による資産増減を見ると、75社中53社で運用による資産増加が見られ、22社では運用がマイナスとなりました。最も運用による資産増加が大きかったのは新光投信で、増加額は257億円、次いでイーストスプリング・インベストメンツの140億円、HSBC投信の62億円でした。

一方、運用による資産減少が最も大きかったのは、野村アセットマネジメントで、減少額は1,289億円でした。次に運用による資産減少額が大きかったのは三菱UFJ投信の1,053億円、大和住銀投信投資顧問の913億円でした。

（データ：投資信託協会、単位：百万円）