東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート（2015年12月版）によると、2015年12月のETF・ETN市場では、月間売買代金は約4兆8,000億円（立会内のみ）、一日平均売買代金は前月比2.4％増加し約2,300億円（立会内のみ）となりました。
TOPIX EX-Financialsに連動する銘柄の売買代金増加率が大きく上昇しました。また、中国株に連動する銘柄の値上がり率が上昇する一方、プラチナ・パラジウム・原油など、コモディティETFの値下がりが目立ちました。
売買代金が最も大きかった銘柄は、12月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」（1570）でしたが、1日平均売買代金は前月比1.9％減少しました。月間売買代金は約3.4兆円で、2位以下を大きく引き離した状況が続いています。
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【2015年12月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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| 順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金（千円） | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
| 1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 3,394,705,070 | -1.9% | 野村 |
| 2 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 308,630,807 | +46.9% | シンプレクス |
| 3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 191,471,827 | -12.1% | 野村 |
| 4 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 138,416,861 | -29.3% | 野村 |
| 5 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 125,075,575 | +54.4% | 野村 | |
| 6 | 1360 | 日経平均ベア２倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・イン デックス | 105,508,114 | +92.3% | シンプレクス |
| 7 | 1568 | TOPIXブル２倍上場投信 | TOPIX レバレッジ（2倍）指数 | 99,232,281 | +16.6% | シンプレクス |
| 8 | 1365 | ダイワ上場投信－日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 58,948,328 | +48.0% | 大和 |
| 9 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 50,577,420 | +22.2% | 日興 |
| 10 | 1552 | 国際のＥＴＦ ＶＩＸ短期先物指数 | S&P500 VIX短期先物指数 | 34,163,954 |
+47.0% |
三菱UFJ国際 |
（データ出所：東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2015年12月版、前月比は1日平均売買代金の前月比）
