将来、受け取る年金額を試算してみた


確定拠出に加入してから1年が経過し、約16万円を運用資産として積み立ててきました。とはいえ、確定拠出年金は、あくまでも厚生年金の上乗せという位置づけで始めたわけです。ところが、実際に厚生年金ではいくらくらいの年金がもらえそうなのか、まったく把握できてません。

そこで、社会保険庁のサイトの中に、「自分で出来る年金簡易試算」 を利用して、概算を出してみようと思いました。まず、生年月日、性別を入力、そして、これまで国民年金であった期間、厚生年金であった期間や平均月収を入力します。

次に今後、国民年金、あるいは厚生年金に加入すると想定される期間と平均月収を入力。いつまで会社員でいられるかは非常に不透明とはいえ、いちおう60歳で定年を迎えるまでは、会社員でいられるというとても楽観的見通しを入力してみました。

驚きの結果は……。62歳で年間90万円、65歳からは年間163万円。もらえる金額は少ないとは予想していましたが、ここまで少ないとは――。愕然としました。こんなことなら、毎月差し引かれる金額と会社が負担している金額を併せて個人的に積み立てておきたい。その方がよっぽどマシじゃないかと思うのです。

65歳になったとき、借金がなく、住居が確保されていて、扶養家族も病人もいなくて、本人も健康で、物価の安いところに住んでいれば、何とかなるという金額でしょうか……。あるなりに暮らすというのが基本的な考え方ですが、それにしても厳しい数字でした。皆さんも一度試算してみてはいかがですか。