不動産投資信託の総合型ポートフォリオとは?


総合型ポートフォリオとは

不動産投資信託は、オフィスビル、ホテル、住居用ビル、商業施設、物流施設など、様々なタイプの不動産を投資対象としますが、これらの投資対象の中で、特定のタイプの不動産に特化することなく、オフィスビル、住居用ビル、商業施設など3つ以上のタイプの不動産に分散して投資するタイプのポートフォリオを総合型ポートフォリオと呼びます。総合型リートと呼ばれることもあります。

 

総合型ポートフォリオの例

例えば、ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)のように投資対象の用途及び投資地域について限定的なアプローチを行わなず、投資対象を商業施設、オフィスビル、ホテル、住居、その他に分散させたポートフォリオを構築するファンドや森トラスト総合リート投資法人(8961)のようにオフィスを主な投資対象としながらも、商業施設、ホテル、住宅等への分散投資も投資対象とするファンドがその例です。

 

特化型ポートフォリオ

一方で、住居用ビルのみに特化して投資するファンドや流通施設に的を絞って投資するタイプのファンドのように、特定のタイプの不動産に特化して投資するファンドを特化型ポートフォリオと呼びます。

例えば、物流施設に特化して運用する日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)などが特化型ポートフォリオの代表的な例です。

 

複合型ポートフォリオ

オフィスビルと住居用不動産、商業施設とホテルのように二つのタイプの不動産に分散投資するタイプの不動産投資信託は複合型リートと呼びます。

 

どちらを選択するか

一般的には、総合型ポートフォリオの方がより分散が効いた運用と考えることもできますが、特化型ポートフォリオや複合型ポートフォリオにおいても、複数の不動産に分散投資が行われており、多くのリートでは地域的分散も図られ、リスク低減の対策は講じられています。

各不動産投資信託が総合型ポートフォリオを採用しているか、特化型ポートフォリオを採用しているかについては、目論見書の運用方針や各投資法人のホームページのポートフォリオのセクションに記載されています。