相場の実践に一番大切なのは断の一字


相場の実践に一番大切なのは断の一字の断とは「決断」の断、決定することです。実際に相場の世界に足を踏み入れると、理屈ではわかっていても判断できないことが多くあります。でも、売買には素早く決断するほかに手立てはない、という決断の重要性を説く格言です。

迷いは誰にもあります。決めかねて悩むことも多いでしょう。でも、悩んでいても解決の糸口は見出せません。感情にとらわれ、ぐるぐる同じところをまわっているに過ぎないからです。

大切なのは、悩むよりも考えること。考えるというのは、余計な感情や感傷を捨て、冷静に自分や状況を見つめ分析することです。人に意見を聞くのもいいでしょう。でも、最終的に決めるのは自分自身。

身近な例でいえば、食事の席でメニューを前になかなか決められない人とサッと注文できる人がいますね。サッと決められる人は、店に入った時点、あるいはお店を決めた時点で自分が何を食べたいかわかっている人。迷う人はメニューを見るまで自分が何を食べたいのかさえわからない人。

次に何をするか、どういう対策をとるか、どうなりたいのかをはっきりと思い描き、常に情報を集め考え続けている人は決断も行動も早いです。あなたはどうですか?