分からぬ時は休め


投資が好調なときはいいですが、うまくいかなくなると焦りから我を忘れてしまうことがあります。そんなときは、一度休んでクールダウンした方が好結果につながる可能性が高い、という格言です。

利益が上がれば「もっと儲けたい」と思うし、損をすれば「次は取り返そう」と思うもの。そうして投資に集中するあまり、客観的に全体の状況や流れが見えなくなることがあります。特に、先行きが不透明で分からない時ほど、無理は禁物。冷静な判断力を取り戻すためにも休むことが大切、という戒めの教えです。「買うべし、売るべし、休むべし」というのも同様の意味の格言です。

恋愛や人づき合いにおいても、相手の気持ちが分からない時は焦りますよね。期待する反応が返ってくるまでメールや電話を繰り返してしまいがち。ですが、やればやるほど逆効果。やみくもにアプローチするほど、相手の気持ちは離れてしまいます。

相手の反応が芳しくない、自分に気があるのかどうかはっきりしない、そんな時は追うのをやめて状況観察を。自分の気持ちを伝えようと無理強いするより、少し離れて様子をうかがっているとそのうち新たなきっかけが生まれるもの。その時こそがアプローチのチャンスです。