コモンズ投信、コモンズ POINTの応援先を一般社団法人日本障がい者乗馬協会に決定


コモンズ投信は、 同社の顧客、 投資先、 その他ステークホルダーと共に「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、 次の時代を共に拓く」という創業理念に基づくファンド「ザ・2020 ビジョン」の寄付のしくみ コモンズ POINTの応援先である一般社団法人日本障がい者乗馬協会を前期(第9期)に引き続き今期(第10期)も継続して応援することを決定したと2023年2月6日に発表した。

パラスポーツを応援する寄付のしくみ-コモンズPOINT-

 

1.パラスポーツ応援プログラム コモンズPOINT について

コモンズ投信のファンドであるザ・2020 ビジョンは、2020 年を起点として日本が大きく変わる、その「変化」をファンドを通じて皆さんと共有していきたいとの想いから2014年に設定・運用開始された。コモンズ投信では、パラスポーツに理解が深まれば、社会的なダイバーシティ(多様性)への理解が深まり、今後、世界の主要都市が高齢化する中で、日本が貢献できる分野も飛躍的に増えると考えている。

そこで、同ファンドからコモンズ投信が受け取る信託報酬の1%程度※を日本のパラスポーツの団体を応援する独自の応援プログラムとして、コモンズ POINT を設けた。

※本寄付はファンドからの拠出ではない。

コモンズPOINT パラスポーツを応援する寄付のしくみ
https://www.commons30.jp/fund2020/point/
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2.選定基準

  • パラスポーツの振興に取り組み、日本のダイバーシティ推進に活躍が期待される個人及び団体。
  • 資金使途など、財務内容のディスクローズがしっかりとなされていること。
  • コモンズ投信との対話がスムーズであること。
  • コモンズ投信が団体の知名度向上に貢献できる可能性があること。
  • 共に何か一緒に企画、行動できる可能性があること。

 

3.第9期寄付報告

2022年 12 月 19日のザ・2020 ビジョンの決算において、第 9 期コモンズPOINTの寄付金額は68万円に決定した。一般社団法人 日本障がい者乗馬協会に58万円を寄付し、最終候補団体であった特定非営利活動法人 日本障害者スポーツ射撃連盟と特定非営利活動法人 日本パラ・パワーリフティング連盟に副賞としてそれぞれ5万円を寄付した。各団体の広報活動などへの協力は継続して行っている。

 

4.第10期の選定について

前期間の応援先の決定の際に、「同団体の応援期間を次回パリ・パラリンピック開催年(2024年12月)までとし、それまでの毎期末、社内にて継続応援の承認のプロセスをとること」としている。

【2022年12月21日】

コモンズ投信全社員による第9期応援の振返り、第10期継続応援の意志を確認

【2023年1月30日】

外部選考委員を含む最終選考委員会において継続応援を承認

最終選考委員会メンバー  順不同
青木高氏(公益社団法人 日本フィランソロピー協会 事務局長)
小澤直氏(公益社団法人日本財団パラスポーツサポートセンター 常務理事)
信氏建人氏(公益社団法人日本財団パラスポーツサポートセンター 推進戦略部/総務部)
渋澤健(コモンズ投信株式会社 取締役会長)
伊井哲朗(同 代表取締役社長)
馬越裕子(同 マーケティング部 ソーシャルエンゲージメントリーダー)
萩原由美子(同 顧客業務部 カスタマーエンゲージメントリーダー)
奥翔子(同 運用部)

前期の選定の経緯→「コモンズPOINT第9期の応援先を一般社団法人日本障がい者乗馬協会に決定

5.一般社団法人 日本障がい者乗馬協会 河野事務局長からのメッセージ

『2021年に東京パラリンピックが開催され、その過程においてパラスポーツ/パラ馬術はもとより、障がい者への理解や共生社会の実現が大きく前進しました。しかしながらパラリンピックが終了し、「機運の維持」という面では大きな課題が残る2022年と予測されましたが、貴社のご支援により引き続きの普及活動等を行うことがお陰様で出来ましたこと、大変感謝をしております。

パラ馬術は、パラリンピックで唯一「動物」と共に挑む特徴的な競技種目であります。そして誰しもがたとえ乗馬体験が無くとも観光地や牧場、はたまた競馬観戦等を通じ、「馬」というものを身近に感じているかと察しております。しかしながら馬術競技となりますとなかなか普及や認知が広がっていない状態であります。特に先述しました2022年は東京大会終了後のメディア露出の減少等があり、普及イベント開催等が難しい状況でありました。

しかしながら貴社及び応援プログラムにご賛同頂いた多くの方々のお力添えにより、選手によるオンライントークイベントや静岡県御殿場市での大会観戦ツアーや実際の馬に乗る試乗会が出来ました。この活動を通じ多くの方々にパラ馬術の魅力や障がいがありながらも自己実現を叶え様とする選手の姿を知って貰えたと感じております。特に、大会観戦ツアー及び試乗会については、弊会としても初めての試みであり、ご参加頂いた方々にご満足を頂けたことは大きな実績となりましたし、今後の普及活動への成功事例となりました。

2022年は4年に1度の世界馬術選手権大会がデンマークで開催され、日本選手も4名が参加することが出来ました。そして2023年は、いよいよ2024年パリ・パラリンピックに向けた出場権をかけた活動がスタートとなります。その活動と共に、更なる「パラ馬術ファン」を獲得し、「障がい者スポーツの魅力発信」や「障がいをもった選手へのフォーカス」を積極化することで、皆様と共に日本のダイバーシティ推進に貢献したいと考えております。』

コモンズ投信は次のように述べている。

パラスポーツが社会課題と人々を繋げる役割を担える可能性は高く、ダイバーシティ(多様性)豊かな社会の実現への貢献が期待されます。 コモンズ投信は、今後も引き続きファンドのお仲間のみなさまと共に、パラスポーツ競技団体の応援を継続して行って参ります。

 

■ オンライントークイベント

パラ馬術の魅力を知る!コモンズPOINT―パラスポーツを応援する寄付のしくみー
共催:一般社団法人 日本障がい者乗馬協会
2023年2月16日(木)20:00~21:00
https://mf.commons30.jp/contents.php?c=info&id=ihaqb7l0mj2q&item