アセットマネジメントOne、議決権行使基準を改定


アセットマネジメントOneは議決権行使基準を改定し、 2023年4月総会より適用すると2023年2月28日に発表した。

主な改定点は以下のとおり。

【国内株式】

1.基本的な考え方、運営について

同社がフォーカスエリアとして設定したテーマのうち、気候変動に関して投資先へ働き掛けていく内容 に、実現に向けた具体的な計画の開示を求めていくことを追加した。その他フォーカスエリア(生物多様性と環境破壊、人権と健康・ウェルビーイング)のテーマとともに、エンゲージメントや議決権行使に反映する。

また、同社が策定した「サステナブル投資方針」を踏まえ、ESGマテリアリティの観点で社会的な悪影 響を及ぼす度合いが極めて高く、中長期的に企業価値を大きく毀損するリスクの高い企業の取締役選任議案に反対することを明記する。

2.取締役会の構成(性別多様性)

取締役会の多様性促進のため、現在TOPIX100構成銘柄を対象に1名以上の女性取締役選任を求めている。この対象を、東証プライム市場上場銘柄全体に拡大する。

3.その他

東京証券取引所の市場再編に伴い、各種業績基準における参照市場を「東証一部」から「東証プライム」 へ変更する。ただし、市場再編以前のデータを参照する場合は、引き続き「東証一部」市場を参照する。

 

【不動産投資信託】

1.基本的な考え方、運営について

国内株式に準ずる。

 

【外国株式】

1.基本的な考え方、運営について

国内株式に準ずる。