ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社は、「PCA インド消費関連ファンド(追加型株式投資信託/ファンド・オブ・ファンズ)」を新規に設定する。2008年5月7日(水)から5月29日(木)までの当初募集期間を経て、5月30日(金)に設定となる。販売は三菱UFJ 証券で行う。
「PCA インド消費関連ファンド」は「消費」に注目し、インドの金融商品取引所に上場する生活必需品、消費財・サービス、医療・医薬品などの消費関連株に投資する。
ピーシーエー・アセット・マネジメントはインド経済について次のように述べている。
インドは、1991年の経済改革以降、GDP の50%超を占めるサービス業を成長機軸の中核とし、直近5年間は平均約9%の高水準の経済成長率を達成しています。11億人を超える人口を有し、またその人口構成は若年人口比率も高いことから、経済発展に従って中間所得層は急速に増加しており、生活必需品、家電製品や自動車などの耐久消費財のみならず、旅行・レジャー・娯楽などの消費をも牽引していくことが期待されています。
「PCA インド消費関連ファンド」はファンド・オブ・ファンズ形式で運用され、モーリシャス籍の外国投資法人「PCAインディア・コンシューマー・エクイティ・オープン・リミテッド」(米ドル建て)への投資を通じて、主にインドの金融証券取引所に上場する消費関連株式に投資する。同外国投資法人の運用においては、インドにおいて実績のあるピーシーエー・グループのインド運用拠点であるプルーデンシャルICICI アセット・マネジメントが投資助言を行う。
PCA アセット代表取締役社長兼CEO の龍万成氏は次のように述べている。「弊社が日本初のインド株公募投信を設定した2004 年にくらべて、投資家のインド経済への関心は明らかに高まっています。その後、2006 年に設定した『PCA インド・インフラ株式ファンド』は、三菱UFJ 証券を通じてすでに多くの投資家からその実績と今後の成長期待に対してご支持をいただいております。そして、引き続き堅実な成長が期待される「インフラ」と並んで、弊社が注目しているテーマが「消費」です。変わり始めたインドの消費動向に着目し、『PCA インド消費関連ファンド』を三菱UFJ 証券を通じて投資家にいち早くご提供できることは、この上ない喜びです。今後も運用力の向上および投資家への情報提供に努め、インド投資のリーディングカンパニーとしての責務を果たしていく所存です。」
「PCA インド消費関連ファンド」の信託期限は平成30年2月20日。決算日は原則として毎年2 月20日、8月20日(休業日の場合は翌営業日)、販売会社は三菱UFJ証券。信託報酬は上限年率1.88835%(税込)。