日本FP協会、「くらしとお金のFP相談室」実施状況を発表


特定非営利活動法人(NPO法人)日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(略称:日本FP協会)は、 生活設計や家計管理等の生活全般にかかわるお金の相談を体験できる「くらしとお金のFP相談室」(以下、 FP相談室)を東京都と大阪府に常設している。

FP相談室は、 CFP(R)認定者が相談員となり、 50分間のFP相談(面談形式)を無料で実施している。 同相談室では、 CFP(R)認定者への相談を通じて、 生活者一人ひとりが抱える生活設計などのくらしとお金に関する悩みの解決に向けた手助けをしている。 また、 ライフプランを立てることで生活が向上することを生活者が理解し、 FPの役割についても認知されることを目的としている。 このたび平成26年度の実施状況について、 以下のとおり公表した。

平成26年度「くらしとお金のFP相談室」(対面相談)実施状況  ※平成27年3月末現在

平成26年度の1年間に実施した相談総件数は 502件だった。 相談の多かったテーマ等は、 以下のとおり。

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相談テーマについて、 教育資金に関する相談が昨年度より増加した。 20代~40代の相談内容ランキングにおいて、 各年代とも2位になった。

家計の不安から、 ライフプランや家計収支の相談とともに教育資金の相談をした人が多くなった。 また、 昨年度同様に20代及び30代の相談件数が、 相談総件数の約半数を占めている。

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【相談内容ランキング(昨年度比較)】

なお、 相談後の相談者へのアンケート結果では、 相談した人の90%以上が満足しており、 このうちの約80%超に有料のFP相談を利用したい・検討したいと回答している。