FFG投信、リスク管理高度化と運用資産の多様化支援にブルームバーグAIMを採用


ブルームバーグは、FFG投信株式会社が市場部門のリスク管理高度化と運用資産の多様化支援に、ブルームバーグの主軸となるオーダー及び投資管理テクノロジーソリューションであるAIMを採用した、と2023年8月15日に発表した。

FFG投信は九州に根差した地域金融機関として国内最大規模を持つ、株式会社ふくおかフィナンシャルグループが2022年10月に新たに設立したアセットマネジメント会社。

FFG投信の代表取締役である吉永隆氏は次のように述べている。

この度、一から投信ビジネスを立ち上げるにあたり、テクノロジーパートナーとしてブルームバーグのAIMの導入したことは、最善の決断でした。グローバルに実績があり、また最先端の技術を有するソリューションを活用することで、スピーディーに業務運営体制を構築することができました。想定していたよりも手作業や紙帳票の使用が少なく、将来的にはグループ全体の市場業務にも効率化や堅確化の余地があるのではないかと期待しています。

ブルームバーグによると、AIMは、オーダー、そしてポートフォリオ管理、トレーディング、コンプライアンス、オペレーションなどにおいて、グローバルでマルチアセットクラスにわたってサポートする完全に統合された一体型テクノロジーソリューション。またAIMを活用することで、社内外のシステムとのシームレスな統合、スケーラビリティ、そしてコスト効率向上などからくる恩恵をフルに享受することが可能となる。

ブルームバーグの日本統括責任者であるノーマン・トゥエイボーム氏は次のように述べている。

不透明な市場にて、しっかりと舵を取るには、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を促進し、新しいビジネス領域に果敢に挑戦していくことが不可欠です。この度、FFG投信の皆様が採用されたAIMや弊社が提供する先進的なソリューションは、世界の最前線で活躍する金融機関の皆様のリスク管理の高度化、業務効率化の達成を長年ご支援してきた実績があります。世界の全従業員の3分の1以上が技術者であるブルームバーグは先進技術と付加価値のあるデータの業務フローへの融合により、一歩先を行くFFG投信の皆様の、迅速な意思決定をサポートします。

ブルームバーグAIMは、主軸なオーダーおよび投資管理テクノロジーソリューションで、世界900社以上のクライアント企業で約15,000人の専門家が22兆ドル以上の資産を管理するために使用されている。ブルームバーグ・ターミナルと完全に統合されたブルームバーグAIMは、意思決定支援とポートフォリオ管理、注文管理、取引に関するコンプライアンス、取引後のワークフローのためのマルチアセットソリューション。ブルームバーグAIMは、ブルームバーグのバイサイド・ソリューションの一部であり、投資ライフサイクルであるフロントからバックオフィスにてご活用いただけるテクノロジーを提供するもの。