「PCA韓国株式オープン」、取扱い販売会社が拡大


PCAアセット・マネジメントが運用する「PCA韓国株式オープン」は、2010年11月18日より、むさし証券にて取扱いが開始された。

「PCA韓国株式オープン」は、韓国の金融商品取引所に上場されている株式を実質的な主要投資対象とするファンドとして、2006年1月31日に設定された。 特定のセクターに偏ることなく、幅広い業種から業界トップクラスの企業を中心に組み入れが行なわれている。

2010年10月29日時点で、同ファンドの純資産総額は 約13億円、取扱い販売会社数は、むさし証券を含めて22社となった。

また、PCAアセット・マネジメントでは、最近の韓国株式市場について、次のように述べている。

韓国は2008年11月世界的な景気後退を危惧し、14兆ウォン(約109億8,000万ドル)規模の景気刺激策を発表。2009年には大規模な財政支出と追加減税を実施し、積極的に経済成長対策を行いました。その結果、韓国の景気は2009年年初に底入し、以後実質GDP成長率はプラスで推移しております。また2010年、2011年についても、IMFは5%前後のプラス成長を予測しております。

韓国経済は、特に近年は官民一体となり、国策として推進された輸出産業がけん引しています。2009年以降、「サムスン電子」、「現代自動車」、「LGエレクトロニクス」、「ロッテ」等のグローバル企業が目覚ましい成長を遂げており、今年10月に東アジアで最初にEUとFTA(自由貿易協定)を締結したことを受け、今後のさらにこういった韓国のグローバル企業が韓国株式市場の活性化を後押ししていくものと考えられています。

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