みずほ投信投資顧問は、「エマージング債券ファンド(円コース/米ドルコース/豪ドルコース/ブラジルレアルコース/中国元コース/インドネシアルピアコース/資源国通貨コース)」を12月20日(月)に新規設定、運用開始する。販売は、みずほインベスターズ証券にて12月1日(水)より開始された。
「エマージング債券ファンド」は、為替取引により異なる為替変動の影響を受ける、次の7 本のファンドから構成される。
- エマージング債券ファンド 円コース
- エマージング債券ファンド 米ドルコース
- エマージング債券ファンド 豪ドルコース
- エマージング債券ファンド ブラジルレアルコース
- エマージング債券ファンド 中国元コース
- エマージング債券ファンド インドネシアルピアコース
- エマージング債券ファンド 資源国通貨コース
各ファンドは米ドル建ての新興国の国債、政府保証債、政府機関債および社債(エマージング債券)を実質的な主要投資対象とし、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指す。
各ファンドが投資を行う円建ての外国投資信託における米ドル建てのエマージング債券の運用は、アライアンス・バーンスタイン・エル・ピーが行なう。
「エマージング債券ファンド」では、米ドルコース以外に為替取引を活用した6 つのコースを用意されている。みずほ投信投資顧問によると、米ドルより高い金利の通貨で為替取引を行なう場合は、米ドルとの金利差による収益(ヘッジプレミアム)が期待できる。対円で為替取引を行う円コースは、為替リスクの低減を図る。資源国通貨コースは、豪ドル・ブラジルレアル・南アフリカランドを取引対象通貨とし、各通貨へおおむね均等な通貨配分となる為替取引を行なう。
各ファンドは毎月9 日(休業日の場合は翌営業日)に決算を行い、原則として、毎月、収益分配を行なうことを目指す。信託期間は信託設定日から平成29年12月9日まで。購入時手数料は購入価額に3.15%(税抜3.0%)を上限として販売会社が定める手数料率を乗じて得た額。実質的な運用管理費用は純資産総額に対して年率1.724%程度(税込)。