NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信が上場


2014年7月16日に、野村アセットマネジメントが運用する「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(略称:日経ダブルインバース、銘柄コード:1357)」が東京証券取引所に上場しました。NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信は、日経平均ダブルインバース・インデックスという株価指数に連動した投資成果を目指すETFです。

ファンドが連動の対象としている日経平均ダブルインバース・インデックスは、日本経済新社が発表している株価指数で、2001年12月28日の指標値100,000ポイントを基準値として、日々の騰落率を日経平均株価の騰落率の-2(マイナス2)倍として計算されています。

例えば、日経平均が前日比で5%上昇した場合、日経平均インバース・インデックスは10%下落し、ファンドの基準価額も概ね10%下落することになります。反対に、日経平均が前日比で5%下落した場合、日経平均インバース・インデックスは10%上昇し、ファンドの基準価額も概ね10%上昇します。

なお、ファンド名と指数名にある「ダブルインバース」のインバース(inverse)は「反対の」という意味の英語です。したがって、ダブルインバースとは、ここでは、「2倍反対」あるいは「反対方向に2倍の動き」を意味しています。

海外のETFでは、2倍反対方向の動きを目指すETFの場合、ダブルインバースよりも、Ultrashort(ウルトラショート)という単語が使われることの方が多く見られます。例えば、ニューヨーク証券取引所ARCA市場に上場しているProShares Ultrashort S&P500(ティッカー:SDS)は、S&P500株価指数の騰落率に対して2倍反対の騰落率となるように設計・運用されているETFです。

NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信の詳細