個人型確定拠出年金の限度額の引き上げ手続き


9月のある日のことです。日本郵政公社から10月1日より確定拠出年金の拠出限度額が引き上げられることを知らせる通知が届きました。これは、平成16年6月5日の年金制度改革法案の可決を受けて実施されるものです。

私の加入している個人型の拠出限度額は、現行の月額15,000円から18,000円に引き上げられます。税制優遇されているのですから、限度額は引き上げたい。そこで、さっそく必要な手続きを行おうと日本郵政公社の確定拠出年金サイトをチェック。

ところが、メールアドレスの変更まではオンラインでできるものの、限度額の引き上げはオンラインでは行うページがない。つまり電話をするしかないということ。

このとき悩むのが、日本郵政公社に電話するのか、レコードキーピングに連絡するのかという問題。いまだに私は両社の業務振り分けがいまひとつ理解できていない。そこで、手元にある「加入者の手引き」で確認すると、どうやらこの手の手続きは運営管理機関である郵政事業庁の管轄のようだ。

したがって、郵政事業庁から委託を受けている確定拠出年金サービス株式会社に電話を入れることになる。本当にわかりにくい。窓口は一カ所にしてほしい。電話をかけ、ガイダンスに従って、IDとPWを入力してから、オペレーターに限度額を引き上げたい旨を告げたあとにわかったことは、手続きは郵便局で行うということ。必要なものは基礎年金番号がわかるもの(年金手帳など)、印鑑、本人確認書類。

こんなことはサイトに書いておいてくれればいいのにね。ともかく、いわれたものを持って、郵便局に行ってみましょう。